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HORROR2 ページ8
Aside
「どうする〜？なにする？」
『まあ、無難に鬼ごっこか隠れんぼでいいんじゃない？』
「あ、あれ！！」
「隠れ鬼やってみたい！！」
大きい瞳をキラキラさせてる...w 可愛いな。
『いいよ、私鬼やる』
『3分ね、いーち、にーい...』
慌てて階段を上っていく彼女を見届ける。
暇だな、お菓子食べよ。
キャンディ、マシュマロ、クッキー、チョコレート...
パンプキンの穴から覗く、美味しそうなそれらを片手で掴んで外に出す。
何から食べよ...と迷っていると、横からさっ、と影が忍び寄り一部を取っていった。
『ん？！』
慌ててそいつを掴む。
つぶらな目にぽちゃっとした小さく愛らしい体。
私が掴んだのは、縞模様の柔らかいしっぽ。
...たぬき？
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作者名：蟻巣 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/cjs146406/
作成日時：2019年10月31日 23時
