彼女と僕の物語り

当たり前の日々 ページ17

私の挨拶にまばらに挨拶を返してくれる生徒たち。

うーん。席どこにしよーかな…。

そんなとき…

「おはよう美香！隣座らない？」

後ろから、肩を叩いてそう提案したこの子は、咲田希。私の一番の友達である。
そして……

「おはよう希ぃ〜！会いたかった！」

私の癒しです。

「あはは、美香は大げさだな〜」

見て！突然抱きついた私にまでこんなに優しい！しかも可愛い！

希の可愛さはこう、
野花みたいな感じっていうか、
派手じゃないのがまた落ち着くっていうか。
あっちなみに同じ天文サークルの仲間！

いやー……いいね！癒しと一緒って！！！

「美香、そろそろ一時限目始まるから席つこう？席とっといたから。」

そう言って、窓際のお気に入りの席を指差す希。

「うん！いつもありがとね希！」

こんなちょっとした会話で
笑顔になれるってすごいよね。
希と友達になれてホントに良かった！




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おひさしぶりです。
シンドロームです。読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。

今回初登場の

咲田 希 ですが、
さきた のぞみ

と読みます。
これからもよろしくお願いいたします。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

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