大西・向井【熱】1 ページ28
(向井side)
撮影場所まで歩く道のり。
外の気温は確かに暑いけれど、そのせいではなく自分の吐く息が熱いのが分かってしまう。
送られてきた予定を確認すると、午前の撮影はちっちゃい子らと俺の流星。
午後からは京都まで移動して大吾と龍太くん、funkyのやつらと合流してみんなと撮影か…
楽屋につくと中には流星がいて…机に伏せて寝てる…?
向井「流星、おはよ」
大西「おはよ…」
向井「熱あるやろ」
大西「(コクン)」
目がうるうるしてて熱あるのがすぐに分かった。
もっとも、俺が言えることやないけど(笑)
流星のおでこに手を当てるけど…
向井「外暑かったからかな…分からへんわ。体温計借りてくる」
自分の手も熱くてよく分からなかった。
機械に頼ると38.0というなかなかの熱があって、とりあえずソファーに寝かせて大吾に連絡。
すると電話がかかってきて、スピーカーにした。
西畑『大西さん、無理せんと康ちゃんに頼るんやで?午後合流したらいっぱい甘やかしたるから』
いつも甘やかしてる気がするけどまぁええか。
そんなに時間はなくてすぐに始まった撮影。
流星のフォローもしながら仕事をしていると自分の体調の悪さなんて不思議と感じられない…わけではなく少しだけマシに感じる。
撮影を終えて休む暇なくバスに乗り込み京都に移動。
もらってきた冷却シートを流星のおでこに貼り付けて…
道枝「流星くん熱ですか?」
向井「せやねん」
道枝「康二くんもほっぺ赤いですよ?」
向井「バタバタしてたからかなぁ」
恭平「康二くん、お菓子食べますか?」
向井「いらんわ(笑)」
流星を膝枕で寝かせて、俺もずっと起きてたら酔いそうやから目を閉じて眠った。
道枝「…じくん…康二くん!」
向井「ん?」
道枝「着きましたよ!」
向井「おーありがとう。流星、着いたで。起きれる?」
スタッフ「時間余裕ありますけど、ぎりぎりまで寝かせておきますか?」
向井「あ、じゃあそうさせてください」
みんながバスから降りる中、俺と流星だけはバスの中。
すると大吾と龍太くんが乗ってきた。
西畑「おつかれ。流星大丈夫?」
向井「今は寝てるで」
龍太「康二も熱あるやろ」
向井「え」
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澪(プロフ) - 2人のアレルギーは乳卵小麦の中のどれかで看病は前と同じでお願いします。長文失礼しました。できたら変更させて下さい。 (2017年9月15日 14時) (レス) id: 25f866bc63 (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - 稽古中の弁当が吉川君がアレルギーがあるのが入所したばかりで知られていなく除去食の弁当が足りなくて小島君が自分の分の除去食の弁当をあげて自分は普通のを避けて食べたが避けきれてなくてアレルギーを起こしてしまうのがみたいです。 (2017年9月15日 14時) (レス) id: 25f866bc63 (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - 前小島君のアレルギーのリクエストをしたのですが設定を変えても大丈夫ですか?もし宜しければ (2017年9月15日 14時) (レス) id: 25f866bc63 (このIDを非表示/違反報告)
珠花(プロフ) - 毎回読ませてもらってます!番外編のパスワードがわからなくてまだ読めめないのでもし良かったら教えてほしいです!これからも更新楽しみにしてます! (2017年9月9日 11時) (レス) id: 8640acf214 (このIDを非表示/違反報告)
岡本なごみ(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございます!! (2017年9月7日 16時) (レス) id: 34cb437c64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らら | 作成日時:2017年7月28日 0時