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目を覚ませば私は不思議な所にいた。
周りを見渡せば辺り一面真っ白でどこまでも続いていく道
ここは一体どこだろう。
「A」
後ろから名前を呼ばれ、振り向いた先にはあさみんと…隣に別の女性がいた。
「あさみん…?」
すると何も喋らずあさみんとその女性は後ろを向き、
数秒見つめあい微笑みあった後、2人は歩き出した。
「えっ、どこ行くの?
あさみん?あさみん!!」
追いかけても追いかけても届かない。
さよなら_と微かに聞こえる声と共に
2人はスッと姿を消していった。
.
.
.
.
ジリリリリリリ!!!
「…んん」
目覚まし時計が勢いよく部屋中に鳴り響く。
そこで私は目を覚ました。
…さっきのは、夢?
カチッと時計を止めてから
はあ、と深い溜息をつく。
嫌な夢を見てしまった…
さり気なく隣を見ると
寝ていたはずのあさみんがいない事に気付く。
そういえば夢の中で "さよなら" って言ってなかったっけ…
サアッと背筋が凍り付き嫌な感覚に襲われた。
何が夢か、何が現実か分からないままベッドを出る。
「…あさみん?」
リビングにもキッチンにも彼の姿は見えなかった。
.
うそでしょ…
私はその場にペタリと座り込んだ。
やっぱり図々しかった?
それとも昨日の夜…それが原因だった?
寝ぼけ混じりに脳内は混乱していくばかり。
さっきまでの夢が頭の中でフラッシュバックを起こす。
何とも言えない感情に陥った。
.
「A、なにしてんの?」
後ろから聞き慣れた大好きな声がし
振り向けば、彼はそこで不思議そうな顔をして私を見ていた。
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riya(プロフ) - 桜さん» 応援ありがとうございます(^-^)v (2017年5月24日 5時) (レス) id: 50cd0d8abf (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - このお話大好きです!応援しています(´▽`*) (2017年5月23日 17時) (レス) id: b543f3584d (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - 恋華空さん» 数ある小説の中から読んでいただき、ありがとうございます。頑張ります! (2017年5月19日 23時) (レス) id: 50cd0d8abf (このIDを非表示/違反報告)
恋華空(プロフ) - 初コメ失礼します。大好きな作品です!頑張ってください! (2017年5月19日 23時) (レス) id: b39aa90027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:riya | 作成日時:2017年5月16日 22時