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「あさみーんあがったよ」
振り向くとそこには
もこもこなルームウェアを着て、
濡れている髪をポンポンッとタオルで拭いているAがいた。
あー、俺今日大丈夫かな。
耐えれるだろうか…
「？あさみん？入れば？」
「、言われなくても分かってる」
「はいはい〜」
ダメだ
１回風呂に入って冷静になろう。
コンビニで買った下着類と、Aに借りたジャージを籠に入れバスルームに入る。
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浴槽に浸かりながら色んな事を考えた。
彼女と付き合ってからはまだキス止まり。
今日もしかしたら体を重ねられたり……
なんて事を悠長に考えてしまう。
でもさすがに早すぎ？軽い男って思われるかもしれないしな…
俺だって男だし、こんな事を考えて悩むのは普通だ。
それでも彼女の事を大事にしたい、という思いからなかなか手は出せない。
ってかそれどころじゃねえな…
写真の件がまだあった。
気になってるままじゃ何も始まらないし、後でちゃんと聞かないとな、
ずっと湯船に浸かっていると余計に混乱しそうになり、早めに上がる事にした。
.
.
「あ、あさみん早いね」
髪をドライヤーで乾かしながら
携帯をいじっているA。
机には酒とつまみが当たり前のように置いてある。
「乾かし終わったしあさみんドライヤー使う？」
「後で使うわ、それよりさ、ちょっといい？」
ん？と首を傾げながら
丁度角度的に上目遣いになった彼女に、ドキっと胸が動いた。
「さっき見たんだけどさ、この写真って…」
情けない俺はその後のセリフが言えなかった。
"この男誰？" なんて言ってしまうと束縛みたいになるのを恐れてしまい、そのまま無言でAの答えを待った。
.
「え？ああ、見たの？恥ずかしい」
「それ、お兄ちゃんだよ」
お、にいちゃん？
何故か覚悟を決めていた俺はガクッと心の中で何かが倒れ混んだような感覚になり、それと同時に安心感に覆われた。
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riya(プロフ) - 桜さん» 応援ありがとうございます(^-^)v (2017年5月24日 5時) (
レス) id: 50cd0d8abf (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - このお話大好きです！応援しています(´▽`*) (2017年5月23日 17時) (レス) id: b543f3584d (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - 恋華空さん» 数ある小説の中から読んでいただき、ありがとうございます。頑張ります！ (2017年5月19日 23時) (レス) id: 50cd0d8abf (このIDを非表示/違反報告)
恋華空(プロフ) - 初コメ失礼します。大好きな作品です！頑張ってください！ (2017年5月19日 23時) (レス) id: b39aa90027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riya | 作成日時：2017年5月16日 22時
