ストイックな彼

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気付けば早くも朝になっていた。









隣ですーすーと寝ている彼、
浅見さんと恋人同士になった。








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私はかなり酔っても記憶は全然無くならないタイプで
昨日の事は鮮明に覚えている






好きって言われた瞬間
頭の中が真っ白になった



本当に浅見さん…あさみんと
気持ちが通じ合ってるなんて信じられなかった。





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「……ん、あれ、起きたの」





「あ、はい
起きちゃいま…わっ！！」









急にあさみんに抱き着かれて
身動きが取れない状況に。









「まーた敬語使った」




「ん〜なんか敬語になっちゃう」




「だめじゃんー、もう次敬語で喋ったら
俺もう知らないから」









抱き締めるのをやめ、
ぷいっと拗ねたように反対方向に向いたあさみん。







可愛い…

これがギャップ萌えってやつ？







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「もう敬語で喋らないから〜ね、あさみん」




「後あさみんも嫌なんだけど。
恥ずかしい」





「でも本当は気に入ってたりして」





「…襲うぞ？」








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いきなりのドS発言に
きゃーと喚くと、
またぎゅーっと抱き締められ


"慣れるまであさみんでいいよ"

と耳元で優しく小声で呟かれて、ドキドキと心臓がうるさい。







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こんなギャップな1面から見れ、
始まった交際のスタート。





これからの生活が楽しみだと
この時はそうポジティブに考えていた____








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