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時間はどんどん早く過ぎて行き、

今日は飲み会当日。





「はりきりすぎたかな…?」



会社のトイレで自分の服装を確認。

ちゃんとメイクもして服装も清楚な感じ。




よし、なにも深く考えずに自分らしく、
いつも通りで行こう。








「お疲れ様ですー」





「?北山、なんかいつもと違うな。
これから何か予定あるのか?」



にやにやしながら 男か? と聞いてくる課長。
そこに深瀬さんがやってきた。



「あ、これから一緒にご飯行くんです」


「え!お前、深瀬とデ キてるのか!??!」


「違いますから!!!ただの飲み会です!」






「そんな否定しなくても…」





また会社のメンツでも飲みに行こうなー
と課長に笑われながら言われた。


ほんっとに課長のノリには着いて行けない…









「じゃあ、行こうか
浅見とは駅で待ち合わせだから」


「了解です!」







最近は昼間でも夏並みに暑く、
会社ではエアコンも付け出した。

けどやっぱり夜になると少し肌寒いが
いい感じの風に包まれ、気持ちがいい。

そんな中深瀬さんと喋りながら歩いて駅へ向かう。






「Aちゃん、正直に聞くけどさ…」


「?なんですか?」





すると私に何かを聞こうとした
深瀬さんの言葉を遮るように
近くの踏切がカンカンカンッと鳴った




「…の事……き?」



「え?今なんて…」





深瀬さんが何を言ってるか分からないまま
電車が通過して行き、びゅんっと風が吹いていった。






「深瀬さん、今なんて…」



「えっ、あれ?聞こえなかった?
えっとね…Aちゃんってさ…」





深瀬さんはまた話しだそうとしたが
その時タイミングよく携帯が震えだした。


どうやら浅見さんからの着信だそう。




「え!もう着いた?!…分かった、すぐ行くね」







浅見さんはもう駅に着いてしまったらしく、

私達は急いで駅へ向かう事に。



結局話は聞く事が出来なかった。

一体、何の話だったんだろう。





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riya(プロフ) - 桜さん» 応援ありがとうございます(^-^)v (2017年5月24日 5時) (レス) id: 50cd0d8abf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - このお話大好きです!応援しています(´▽`*) (2017年5月23日 17時) (レス) id: b543f3584d (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - 恋華空さん» 数ある小説の中から読んでいただき、ありがとうございます。頑張ります! (2017年5月19日 23時) (レス) id: 50cd0d8abf (このIDを非表示/違反報告)
恋華空(プロフ) - 初コメ失礼します。大好きな作品です!頑張ってください! (2017年5月19日 23時) (レス) id: b39aa90027 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:riya | 作成日時:2017年5月16日 22時

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