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( K.A side )
金曜日の夜、仕事も早めに終わり
深瀬に連絡を取ると暇だと言うから
俺は深瀬をご飯に誘った。
「浅見、話って何？」
相変わらず高めに背負ってるあるリュックを降ろし、
普段あまり2人でご飯に行かないため、
少し落ち着き用のない深瀬。
俺は一つ、こいつに確認したい事があった。
.
「お前、Aちゃんの事どう思ってる？」
「…どストレートに聞くね」
ずっと2人の関係性が気になっていた。
深瀬とAちゃんは
先輩後輩の関係だとしても
仲良すぎないか…？
もしかしてこの2人は付き合ってるんじゃないか、そう思ってる自分がいた。
「Aちゃんの事は普通の後輩としか思ってないよ」
「えっじゃあ付き合ってないの？」
「うん…付き合ってるって思ってたの？？」
不思議そうな顔をした深瀬は
黙々とご飯を食べ進めた。
なんだ…付き合ってないのか、
心の中でほっとした。
.
「浅見…もしかして」
深瀬は食べ進めていた箸を一旦置き、
俺の目を真っ直ぐ見て口を開いた。
「…Aちゃんの事、好き？」
「…いや、まだ分からない」
"気になる"と"好き"は違う。
そう思い込んでる自分がいた。
でも、彼女に会いたい気持ち、
彼女への興味が湧く思いは日に日にどんどん増すばかり。
それを深瀬に伝えると
「俺っ、恋愛経験少ないからあんまり分かんないけど、
それって好きの感情に入ると思う…」
「そうか…でも深瀬の言う事はあまり本気にしない方がいいからな〜」
「じゃあ最初から聞かないでっ！(笑)」
深瀬の前ではそうふざ け倒していたけど、
俺は自分の気持ちに正直になる事にした。
もう既に "気になる" ではなくて
"好き" だって事を____
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riya(プロフ) - 桜さん» 応援ありがとうございます(^-^)v (2017年5月24日 5時) (
レス) id: 50cd0d8abf (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - このお話大好きです！応援しています(´▽`*) (2017年5月23日 17時) (レス) id: b543f3584d (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - 恋華空さん» 数ある小説の中から読んでいただき、ありがとうございます。頑張ります！ (2017年5月19日 23時) (レス) id: 50cd0d8abf (このIDを非表示/違反報告)
恋華空(プロフ) - 初コメ失礼します。大好きな作品です！頑張ってください！ (2017年5月19日 23時) (レス) id: b39aa90027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riya | 作成日時：2017年5月16日 22時
