イケおじといっしょ-短編集-

泥酔:津田健次郎 ページ11

⚠他の声優さんが出ます。

津「Aちゃ〜ん！たしゅけてぇ」
と私に寄りかかる大物声優、津田健次郎。
「津田さん、酔ってますね」
と苦笑を浮かべる私。
今日は仕事の打ち上げで珍しくお酒を飲んで酔っ払っている津田さん。
木「ツダケンもう酔ってんじゃん！」
木内さんが笑っている。
浪「津田さん大丈夫ですか」
と浪川さんも笑う。
「ほら、津田さんお水飲んでください」
津「無理…飲ませて」
「子供ですか」
津「酔っちった〜」
いつもコーヒーを飲む津田さん、ゲコと言う話は本当みたいでこんな完璧な人でもお酒には弱いのかと思うと笑いが出る。
凄くわいわいしている場所はあまり好きでは無いがこんな津田さんが見れるのなら何時間でも居たいと思う。
「津田さん、かわi…じゃなくて少し外の空気吸った方がいいんじゃないですか？」
津「ん〜連れってってくれん？」
ちょいちょい関西弁訛りが出ている津田さんに自分の理性を落ち着かせる。
木「Aちゃん連れてってやって」
浪「くれぐれも襲わないようにね」
「浪川さん私をなんだと思ってるんですか、ちょっと連れて行ってきます」
と2人に言い津田さんを支えながら店の外へ出る。
ちょうど外には2人がけのイスがあり津田さんを先に座らせ自分も横に座る。
「大丈夫ですか？一応お水持ってきたので飲んでください」
津「お外の風きもちい〜ねぇ」
と呑気にしている津田さん、耳が赤い事に気づきそっと触る。
「耳、赤いですよ？お酒弱いって話本当だったんですね」
津「ん〜そうやねぇ〜Aちゃんがいてたすかった〜」
「酔うと関西弁訛りが出てくるの可愛いですね」
津「そぉ〜？いつもシャキっとしてる風にしてるからなぁ」
「風なんですね」
ほのぼのした会話に笑いがこぼれる。
こう言う時は大体女性が酔っ払ってお持ち帰りされる予定なのだが津田さんには無理そうだと分かり少し安心するがお持ち帰りされたことあったら中々ショックだ。
「津田さん…酔っ払った時誰かにお持ち帰りされたことありますか？」
津「いつもは飲まんからそんなことないよ〜」
「それなら安心しました」
こんな泥酔状態の津田さんを見たら心が持たない。
「今日はもう帰りましょう？」
津「えぇ〜せっかくきたのに〜」
「だってもう泥酔じゃないですか」
津「まだまだ飲めるぞー！」
「無理はしないでください」
暫く津田さんと目が合う。
津「じゃあ…」
と私に顔を近づける津田さん


津「俺の事お持ち帰りしてくれる？」

後輩(リク):津田健次郎→←不倫相手:津田健次郎

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