嘘つきなあなた -大切な物を守るため- (ページ33)

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かなたを寝かしつけ自由時間

リビングへ行くと黎弥くんがワインを飲んでLIVEDVDを見ていた

A『浸ってるんですかー？笑』

黎弥「おぉ、こんなに大きいスクリーンあるんだから勿体ないだろ笑」

A『ご一緒してもいいですか？笑』

黎弥「全然いいよ！ Aは梅酒出す？」

A『え、いいんですか！？ではお言葉に甘えて笑』

「『かんぱーい』」

懐かしいライブ映像に浸りながらアルコールを注いだ

黎弥「Aってさ、アーティストとしては完璧だけど恋愛はどうなの？」

A『めっちゃ急に聞いてきますね笑』

黎弥「あ、いやなんとなく笑お酒も入ってるし笑」

A『んー、恋愛は全然ダメですよ』

黎弥「あ、そうなの？」

A『はい…笑結構ダメンズハマっちゃうんですよね笑』

黎弥「かなたのパパも？」

A『はは笑そんな感じですかねー笑』

黎弥「うわ、濁したな！笑」

そんな話をしていると

「俺もまーぜて！」

黎弥「おぉ、勇征笑暇人なの？笑」

勇征「そう！俺もビール飲も～」

勇征がやって来た

A『黎弥くんこそ恋愛はどうなんですか？笑』

黎弥「え、俺！？恥ずかしいなぁ笑」

勇征「黎弥くんは俺と相思相愛♡笑」

黎弥「ある意味な笑でも、大人な人が好きかな」

A『大人…？』

黎弥「芯があるっていうか…なんていうか笑」

黎弥くんぽい回答が来てなんだかホッコリした

黎弥「それよりさっきの話だけどパパはどんなやつ？」

A『あー、2つ年上の先輩…ですね笑』

勇征「今は？会ってないの？」

A『全く…、妊娠わかって直ぐに逃げたからね』

黎弥「本当最低だよな」

勇征「でも、この活動していたらどこかで見ているはずだけどね」

A『うん』

勇征「かなたは会いたいとか言わないの？」

A『さっきの通り…かなたはパパが嫌いだから何も言わない』

黎弥「あ！そっか！だからAは恋愛しないってこと！」

A『ピンポーン！笑かなたがいる限り私は恋愛しない』

ふと勇征をみるとボーッと一点集中していた

その後も飲み続き私は久々の飲みにベロベロになってしまった