嘘つきなあなた -大切な物を守るため- (ページ28)

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澤夏「あ！そしたら…息子くんも一緒に連れてきたら？」

黎弥「いいじゃん！俺たちがパパ代理ってことで笑」

A『いやいや大丈夫だよ！皆の負担増えるだけだし…』

大樹「皆もさ、こう言ってくれてるわけだし今まで頼ってくれなかった分今から頼ってよ」

まだ世間には知られていない

私に息子がいること

これは事務所だけの秘密の話

A『分かった……』

それぞれ鍵を持って各自自分の家へと1度帰宅した

.

かなた「ママおかえり！」

A『ただいま！かなた…今から一緒に来て欲しいの』

かなた「どこに…？」

A『新しいお家』

かなた「なんで…？」

A『ママのお仕事の関係で行かなくちゃいけないの』

かなた「僕も一緒に行くの？」

A『来てほしい』

かなた「ママが言うなら行く！！」

A『ありがとう』

その後、母にもわけを話して私とかなたは
またあの家へ向かった

かなた「ママ！このお家大きいねー！！！」

あまりにも大きい家にかなたは大興奮

中に入ると何人かのメンバーはもう着いており
それぞれ部屋で荷物をばらしていた

かなた「ママ…この人達誰……？」

かなたは初めて会うメンバーに不安を隠せなかった

A『また後で話すから1度荷物を整理して来ようか』

かなた「うん…」

ある程度荷物を整理することができ

みんなが待つリビングへ

かなたを連れて向かった