第１章ーここから始まるー ページ2
伊野尾
上司「整列！…敬礼！」ﾊﾞｼｯ
毎朝の日課、まぁ警察官なのだから珍しくもなんともないか
上司「今日の活動内容は各自確認を、以上！今日も仕事に励め」
はぁ、毎回同じ事しか言わない、確かに大切な事だと思うけど聞きすぎて言葉の重みを感じない。去年この街に配属されてからと言うもの事件なんて起きていない、平和第一だから別にいいけど、これがかなり暇なんだわ。毎日毎日パソコンとにらめっこで久々に体を動かすと言っても雑用しかない、体力じゃなくて精神面がやられる。何かデカイ仕事来ないかな…
有岡「伊野ちゃーんおっはよう！」
「…大ちゃん…おはー」
有岡「元気ないなぁ…何かあった？」
「何もないけど、暇だなぁーって」
有岡「あーね、それだけ平和って事なんだし嬉しい事なんだけどねー」
大ちゃんも言った通り嬉しい事なんだろうけどな…自分は小さい頃に二つの職業に大きく憧れを抱いた、一つは警察官。もう一つはアイドルだった。理由は一つ、楽そうでお金がめっちゃ手に入りそうだったから。今思えばアホな考えだなーって思う、実際楽じゃない、この歳で肩や腰がとても痛い、絶対に座りっぱなしの作業が多いのが原因だと思う。
はぁー…殺人とまではいかなくてもいいからせめて交通事故とか行方不明の人の捜索とか、そういうことがしたい。
有岡「あー！！昨日も終電の時間まで残業したのに今日もまだ朝だというのに残業決定…休みたい泣」
「定時で帰れない事くらい最初からわかってたことじゃん」
こんな会話をしつつ、次の会議までに資料作成をしレポートを書く。
＿＿＿
しばらくすると、ﾊﾞﾝｯ!!という音を立てドアが開いた。入って来たのは俺はの上司薮先輩だった。薮先輩はとても穏やかで大らかな性格から皆にとても厚い信頼を寄せられている。そんな薮先輩が血相を変え俺たちの目の前まで小走りでやって来た。
薮「伊野尾、今時間いいか？」
「…はぁいいですけど」
…どうしたんだろう？という素朴な疑問が溢れかえる。薮先輩に着いて行くとそこは…
「しょ…署長室？」
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フジミヤ(プロフ) - ひー。さん» そうだったんですか！よく知らずに作ってしまったので反省点ですね、ありがとうございます！ (2018年12月6日 8時) (
レス) id: 8ead82cac5 (このIDを非表示/違反報告)
ひー。(プロフ) - 警察に社長はいませんよ。いるのは課長、署長、警視総監です。気になってしまったので…すみません (2018年12月6日 7時) (レス) id: 26f1b61412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フジミヤ | 作成日時：2018年12月6日 1時
