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あれからジェシー君と話さなくなって数日が過ぎた。
萩ちゃんの言葉の意味をずっと考えてる。
「A、ちょっといい？」
ゆいちゃんに呼ばれて、久々に屋上に上がった。
「なに？」
「前に、ジェシー君のこと分からないって言ったよね？」
「うん」
「私も、何考えてるか分かんなかった」
「だよね…」
ゆいちゃんの隣に並んで景色を見下ろす。
「でも、分かんなかったんじゃなくて、
分かろうとしなかっただけだったのかも」
「うん？」
ゆいちゃんが私を真っ直ぐ見つめる。
「A、ジェシー君の気持ち、
ちゃんと考えたことある？」
「…ジェシー君の気持ち？」
「あ、説教とかじゃなくてね」
「うん」
「どうしてジェシー君が付き合ってるとき
あんな態度とってたのか、分かる？」
どうして？
いつものジェシー君を思い返す。
私の怒ってる顔が可愛いって言った。
その顔が見たかったって。
いつも。
私が怒ると嬉しそうな顔するの。
怒ってる顔が見たいのはなんで？
怒ってると知った時に嬉しそうなのはなんで？
…ヤキモチ妬かれたことが嬉しかった？
でも、待って。
それって、まるで。
「ちょっと考えればすぐ分かる話ね」
ゆいちゃんが笑う。
私の頭はまだ混乱してる。
「でも、なんで、
どうしてそんなこと…」
「そこが問題であり、原因。
でも、もう分かるでしょ？」
「…」
「ヤキモチ妬いてもらいたい時って、
相手の気持ちを確かめたい時よね？」
「…」
「言い換えれば、ヤキモチ妬かれたら
愛されてるなって思う、みたいな？」
ふいに萩ちゃんの言葉を思い出す。
“俺は知ってるよ。
小暮の口からはっきり聞いたからね”
萩ちゃんの前で口に出した言葉。
“あいつの前ではちゃんと口にした？”
「わたし、」
「…ジェシー君、今教室にいるよ」
その言葉を聞いて、迷わず駆け出した。
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HARU(プロフ) - あいすさん» んふふ（笑）あいすさんをたくさん泣かした気分♪またジェシー書きますよう！のんびりお待ちくださーい（笑） (2015年5月30日 9時) (
レス) id: 5f45f38707 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - みりまむさん» ありがとうございます(*ﾉωﾉ) みりまむさんはいつも褒めてくださるので、ついつい調子に乗ってしまいます（笑）今後もよろしくお願いしますね♪ (2015年5月30日 9時) (レス) id: 5f45f38707 (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - 泣ける作品( ；∀；)またジェシー書いてください♪HARUさんお疲れ様でした(*>ω<*) (2015年5月30日 8時) (レス) id: b73e41006e (このIDを非表示/違反報告)
みりまむ(プロフ) - HARUさん、お疲れ様でした！！『一途すぎて愛おしいバカ』最高です！！！やっぱりHARUさんが書くお話大好きです！！ (2015年5月30日 0時) (レス) id: 8e043e8cc2 (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - HARUさん» ぜんぜん！そう！年下(*´□`*)やーん楽しみ♪ (2015年5月27日 0時) (レス) id: b73e41006e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2015年4月8日 21時
