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教室の前に来たら中から話し声が聞こえてきた。
「ねぇ、付き合ってよぉ」
甘ったるい女の声。
気づかれないようにそぉっとドアから覗く。
巨乳の女子がジェシー君にすり寄っている。
あわわわ。
やめて。
そんな乳ジェシー君に押し付けないでよ。
ってそうじゃなくて、
告白されている…
いや、普通に考えてされるだろうよ。
別れたなんて噂あるんだから
告白し放題だよね。
あ、噂じゃないか。
もう、本当に終わっちゃったんだっけ？
やだな。
やっぱり来るんじゃなかった。
ジェシー君、拒否ってないし。
そっか、巨乳好きだったのか。
自分の胸を見つめる。
「貧しい…」
ポロっと零れた声は意外と大きかったみたいで。
ジェシー君が入口の方に目を向ける。
やばっ。
口を押さえて勢いよくしゃがみ込む。
「ジェシーくん？どうかしたー？」
「…気のせいか、」
「なにがぁ？」
ジェシー君のハハって笑う声が聞こえる。
ドキドキしながら身を潜める。
「幻聴まで聞こえるとか、俺どんだけ…」
「幻聴？」
なんの話だろ。
もう一度体を起こして覗き見る。
「悪いけど、俺今誰とも付き合う気ないよ」
ジェシー君の言葉に胸がズキッと音を立てた。
誰とも…
もう、私にも可能性はないんだ。
「どうして？」
「…忘れられない子がいるから」
立ち去ろうとした足を止めた。
忘れられない子？
それって、
「誰なの？」
「…秘密」
「なんでぇ、教えてよぉ」
ジェシー君が立ち上がって窓の側による。
「…料理がそんなに得意じゃない子」
「は？」
え…？
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HARU(プロフ) - あいすさん» んふふ（笑）あいすさんをたくさん泣かした気分♪またジェシー書きますよう！のんびりお待ちくださーい（笑） (2015年5月30日 9時) (
レス) id: 5f45f38707 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - みりまむさん» ありがとうございます(*ﾉωﾉ) みりまむさんはいつも褒めてくださるので、ついつい調子に乗ってしまいます（笑）今後もよろしくお願いしますね♪ (2015年5月30日 9時) (レス) id: 5f45f38707 (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - 泣ける作品( ；∀；)またジェシー書いてください♪HARUさんお疲れ様でした(*>ω<*) (2015年5月30日 8時) (レス) id: b73e41006e (このIDを非表示/違反報告)
みりまむ(プロフ) - HARUさん、お疲れ様でした！！『一途すぎて愛おしいバカ』最高です！！！やっぱりHARUさんが書くお話大好きです！！ (2015年5月30日 0時) (レス) id: 8e043e8cc2 (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - HARUさん» ぜんぜん！そう！年下(*´□`*)やーん楽しみ♪ (2015年5月27日 0時) (レス) id: b73e41006e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2015年4月8日 21時
