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ジェシー君が萩ちゃんから手を離した。
「大丈夫？」
「うん、」
少し苦しそうな顔の萩ちゃんの背中をさする。
「お前、なんなの？」
ジェシー君の声が静かな図書室に響き渡る。
真っ直ぐに私を見つめる瞳は揺れている。
「なんで泣いてたの？」
「…」
「俺には言えないこと？」
「…」
「俺が原因？」
その一言に息をのむ。
ジェシー君がハッと短く笑った。
「なるほどね。
俺が原因だから、俺には言えなくて。
慰めてくれたソイツを好きになった？」
「何、を、言ってるの…？」
「あ、もともと好きだったのか。
1年の頃からの友達だっけ？」
頭が回らない。
ジェシー君の言ってることが理解できない。
「…何が友達だよ」
「ジェシーくん…？」
「もう、分かんない」
「え？」
「お前が、何考えてるのか、分かんない」
ジェシー君が図書室から出ていく。
一緒についてきた女子も追いかけて出ていく。
分かんない？
分かんないって、何？
「小暮…！」
萩ちゃんの声を無視して
図書室を飛び出しジェシー君を追いかけた。
「ま、待って！ジェシー君！！」
先を歩いていた背中がゆっくりと振り返る。
「何？」
冷たい声。
冷たい目。
逃げ出してしまいたい気持ちをぐっと堪える。
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HARU(プロフ) - あいすさん» んふふ（笑）あいすさんをたくさん泣かした気分♪またジェシー書きますよう！のんびりお待ちくださーい（笑） (2015年5月30日 9時) (
レス) id: 5f45f38707 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - みりまむさん» ありがとうございます(*ﾉωﾉ) みりまむさんはいつも褒めてくださるので、ついつい調子に乗ってしまいます（笑）今後もよろしくお願いしますね♪ (2015年5月30日 9時) (レス) id: 5f45f38707 (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - 泣ける作品( ；∀；)またジェシー書いてください♪HARUさんお疲れ様でした(*>ω<*) (2015年5月30日 8時) (レス) id: b73e41006e (このIDを非表示/違反報告)
みりまむ(プロフ) - HARUさん、お疲れ様でした！！『一途すぎて愛おしいバカ』最高です！！！やっぱりHARUさんが書くお話大好きです！！ (2015年5月30日 0時) (レス) id: 8e043e8cc2 (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - HARUさん» ぜんぜん！そう！年下(*´□`*)やーん楽しみ♪ (2015年5月27日 0時) (レス) id: b73e41006e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2015年4月8日 21時
