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story 21 ページ21

彼女のアトリエを出て
車に乗り込んだものの
やっぱり動けなくてその場に
留まっていたら
彼女がビルから出てきた。










俺の車に気がついて
近付いて来るのがわかって
やっと車を発進させた











今、助手席に乗せたら
我慢する自信がなかったから











明日のデートの約束
うやむやのままだ











とりあえず夕方にでも
アトリエに行ってみよう











その頃には俺の理性も
正常になってるだろーよ












「ただいま」


いつもなら部屋に直行するけど
今日はなんとなくリビング










JM「おかえりー」

TH「おかえり」

「何読んでんの?」

TH「お前の漫画」

「ふーん」

JM「ってか、どうよ」

「何が?」

TH「片想いの彼女」

「ダメだね。全然」

JM「全然?」

「相手にしてもらえてない」

TH「キスはするのに?」

「は?」

JM「グロスついてる」










まったく気付かなかった










恥ずっ。










居心地悪くて
結局部屋へ











鏡の前に立って
自分の唇に付いている
彼女のグロスを確認して
意図せずムラムラしてしまった











なんか・・・罪悪感。












でも、あれは
やらしてくれるキスだった












何かが彼女に
ブレーキをかけさせてるんだ











その何かがわかれば
もう一歩前に進めるんだけどな











ムラムラがモヤモヤに変わった












翌日は丸1日オフ












本当は昼頃には
彼女に会って
ちょっと遠出でもしようかと
思ってたのに











貴重な時間を
彼女の兄貴に奪われた











仕方なく
昼頃までベッドでゴロゴロ











起きてまったりして
シャワーを浴びて
軽く飯を食って
15時少し前に宿舎を出発












あの雑居ビルの駐車場に
車を停めると
スマホの画面を眺めながら
彼女のアトリエに向かった











階段を昇りきると
アトリエに灯りを見つけて
扉を開くと
彼女がマグカップを持って
窓際にたち外を眺めていた

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設定タグ:BTS , ジョングク , K-POP   
作品ジャンル:恋愛
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さるるん(プロフ) - もんさん» すみません・・・気を付けます (2023年1月18日 22時) (レス) @page44 id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
もん(プロフ) - 行間空きすぎて読みづらい (2023年1月17日 6時) (レス) @page9 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - ナツさん» ありがとうございます!私の勝手な願望を詰め込んでいますが、そう言って頂けて嬉しいです!年末年始も休まず更新頑張ります!!引き続きよろしくお願いしま〜す♪ (2022年12月30日 16時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - 積極的で頑張るJKとても応援したくなります!幸せになれますように!続き楽しみにしてますー! (2022年12月30日 12時) (レス) @page22 id: 8d628f2aca (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - チェヨンさん» ありがとうございます!!励みになります!!頑張って毎日更新しますねー。 (2022年12月23日 19時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるるん | 作成日時:2022年12月15日 6時

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