その彼女が、俺の彼女です -JK-

story 12 ページ12

A「電話番号」

「ん？」

A「名刺の番号は仕事用なの」

「そうなの？」

A「はい。こっちがプライベートね」

「オッケー♪じゃあ、おやすみ」

A「またね」










なんだかピョンピョンしたい
そんな気分だった。











恋人対象というより
弟分と思われていそうだけど
まぁ他人よりはマシだな











宿舎までの帰り道も
鼻歌を歌いながら
気持ちのいいドライブになった。











「ただいまー」

TH「やらかしたな」

「は？なにを？」

JM「マネヒョンが待ってるぞー」

JH「鬼の形相で」










なんだ？なんなんだ？










「まさか･･･写真撮られた？」

JM「うちのデザイナーらしいじゃん」

「マジか･･･」










参ったな･･･。










正面突破か
逃げるか･･･。











逃げたところでだよな
マネヒョンからも
ナムジュニヒョンからも。











正面突破だな。












意を決してリビングに行くと
落ち込んで項垂れている
ナムジュニヒョンと
鬼の形相のマネヒョンがいた











「ただいまっす」

MG「座れ」

「はいはい」

RM「ジョングガ」

「はい」

RM「付き合ってんの？いつから？」

「これから付き合う予定です」

MG「許すわけないだろ？」

「許して貰う必要ある？
親でもあるまいし」

MG「あるっっ!!」










あるな、確かに。










でもだからって
彼女の事が好きなのに
どうしろって言うのさ。











･･････めんどくさ。











「ヒョン」

MG「なんだよ」

「ごめん」

MG「は？」

「ナムジュニヒョンもごめん」

RM「ん？」

「諦めないよ、俺」











言い捨てて部屋に行こうとして
そのまま宿舎を出た












「寒っ。上着忘れた･･･」











で、彼女に発信。











迷える子猫を
保護してくれないかな。












A『もしもし？』

「ヌナ」

A『どうしたの？』

「泊めて」

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