story 108 JM ページ10
先輩の部屋から出てきたテテ。
その場に留まって
頭を抱えていた。
仕方なく声を掛けると
泣いてる先輩を
慰めてやれと言って
去っていった。
「入るよ」
A「･･････ジミン」
「なんかあった？」
A「なにも･･･大丈夫」
「先輩」
A「ん？」
「テテがいつまでも待ってるとは
限らないよ。1歩踏み出さなきゃ」
A「･････････」
「いいの？」
A「仕事ないなら帰ったら？」
「先輩。いい加減俺も見捨てるよ？」
A「どうぞ」
いつかも見た。
笑みを消し去った先輩を。
つい数時間前まで
前みたいに笑ってたのに
また笑わなくなった。
「帰ります。
お疲れ様でした」
A「お疲れ様」
テテはどうやって
頑張ってるんだろう。
どんな気持ちで
先輩と向き合ってるんだろう。
俺には手に負えないよ。
慰める事すら･･･出来ない。
なんとなく寂しくて
帰る気にならず
明日も仕事なのに
行きつけのBARに足は向かった。
「こんばんは」
ﾏｽﾀ-「こんばんは」
？「ヒョン」
「グク。来てたのか」
JK「どうした？元気ないね」
「A先輩が帰って来たんだ」
JK「ヌナ？マジか!!」
「うん」
グクに今朝からの出来事を
話して聞かせると
グクは聞いてるのか聞いてないのか
遠くを見ていた。
「聞いてた？」
JK「あんまり」
「なんだよ」
JK「ヒョン」
「ん？」
JK「俺に未練はないと思ってんの？」
「･･････ごめん」
JK「今すぐにでも会いに行きたいよ」
「グク」
JK「言ったっけ？
俺、ヌナを抱いたんだよね」
「は？」
JK「日本で」
なんか･･･見えた。
先輩は2人の間で
どっちにも行けずに
静止したんだ。
「お前ら･･･2人して･･･」
JK「苦しいだろうね」
「わかってるなら、なんとかしろよ」
JK「俺は手放したよ」
「そうなの？」
JK「俺には手に負えなかったから」
「じゃあなんでだろ」
JK「さぁね」
テテはわかってんのかな。
A先輩の苦しみを･･･。
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さるるん(プロフ) - remonedo0130さん» ありがとうございます!!途中グダグダでイライラしたでしょ？こんな駄作に大好きなんて言ってもらえてさるるんは幸せです!!次の作品も是非よろしくお願いします!! (2020年1月11日 23時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
remonedo0130(プロフ) - 更新ありがとうございます(*^^*)こちらのお話、私は大好きでした。また番外編気が向けば書いてくださいね。お疲れ様でした。次のお話も楽しみに待ってます。 (2020年1月11日 21時) (レス) id: e8e3ac6beb (このIDを非表示/違反報告)
remonedo0130(プロフ) - さるるん様 (2020年1月11日 21時) (レス) id: e8e3ac6beb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2019年12月12日 22時
