story 18 ページ18
濡れたタオルを首に当てて
“ありがとうございます”と
小さく言ったA。
なんとも言えない
沈黙がAに
気を使わせているようで
嫌だった。
「じゃー、俺行くわ」
A「あ、はい」
「コレ、鍵ね」
A「はい」
「まぁ出ない方がいいよ」
A「はい」
「なんかあったら電話して」
A「はい」
“はい”しか言わないじゃん。
まぁいい。
とりあえず
ジョンウから離したし
安心して仕事が出来る。
「いつ帰るかわかんないから
寝てていーからね」
A「はい」
「部屋に鍵、付いてるから」
A「･･･はい」
Aを置いて
部屋を後に
さっきまで作業していた
スタジオに戻った。
SR「おそいーーー」
「なんだよ、しつけーな」
待ち構えていたスンリ。
まさか抱いてきた？
なんて言われて
グーで叩いてやった。
「ジョンウが殺しかけたんだ」
SR「は？なにそれ？」
「元々強引に付き合ったみたいで
やっぱり付き合えないって言われて
首絞めたんだと」
SR「･･････こわっ」
「昔から強引なとこあったからな」
SR「･･･で、保護したの？」
「そゆこと」
SR「感情なし？」
「あり」
SR「うおっ!! マジか」
「誰にも渡さねぇ」
SR「ヒョン･･･怖い」
Aが受け入れてくれるまで
強引に迫ろうとは思ってない。
怖い思いをしたんだ
ゆっくりしか進めないでしょ。
セキュリティーがしっかりしてる
マンションだ。
記者に見つかることもない。
今はただ純粋に
Aを守りたい。
SR「でもさ、2人って同じ会社でしょ」
「辞めるって」
SR「辞めてどーすんの？」
「どうするって？」
SR「他の仕事探さなきゃだね」
「しばらくはいーよ」
SR「病院とか行かなくていーの？」
「内出血してるだけだから」
SR「いや、ほら。精神的なショックがさ」
「あーー。とりあえず様子見だな」
SR「脅すわけじゃないけど
パニックになって自ら･･･」
「スンリっっ!!」
SR「だって」
そうじゃなくても
不安なのに
俺を煽るなよ･･･。
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さるるん(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりですね。いつもありがとうございますm(_ _)m星10ありがとうございます!!更新頑張りますね。 (2019年8月21日 8時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - さるるんさんお久しぶりです！さるるんさんから産み出されるBIGBANGに興奮しております。即星10 (2019年8月21日 8時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2019年8月20日 14時
