story 17 ページ17
「A」
A「はい」
「俺の家に来ないか？」
A「･･･え？」
「心配で置いてけないから」
A「だ、だ、大丈夫ですっ!!」
「Aより俺の問題だな」
A「いや･･････でも･･･」
「俺、ほとんど作業部屋にいて
帰んないから」
A「･･････」
「ね？」
A「･･････」
「頼むよ」
黙って頬をピンクにして
うんうんと2回頷いたA。
荷造りをするよう言うと
急いで奥の部屋に消えた。
Aがいなくなったソファに
浅めに腰掛けると
両膝に両肘を乗せて
手のひらを眺めた。
抱きしめた時の
Aの震えが
手のひらに鮮明に記憶されてる。
20分ほどして
大きめのカバンを手に
部屋から出てきたA。
「行ける？」
A「ほんとに･･･いいんでしょうか？」
「いいの。ほら、行くよ」
鞄をAから奪うと
部屋を後に
俺のマンションへ。
地下駐車場に車を停めると
丁度そこに
同じマンションに住む
スンリに出会した。
SR「ジヨニヒョン」
「おー、スンリ」
SR「･･････ヒョン。何やってんの？」
「後で説明する」
SR「ふーん」
とりあえず
説明は後回しで
Aを連れて部屋に向かった。
「どうぞ」
A「お、お邪魔します」
「部屋は1番奥使って」
A「はい」
ゲストルームを含めて
寝室は3つ。
奥のゲストルームには
シャワーとトイレが付いてるから
気を使わなくていいよね。
荷物を部屋に置いて
出てきたAに
淹れたてのコーヒーを渡した。
「部屋のクローゼットとか
好きに使っていいよ」
A「はい」
「あと、冷蔵庫の中のものとか
好きに食べたり飲んだりしていいから」
A「はい」
「冷やさなくていい？」
A「え？」
自分の首に触れて
顎でクイッとすると
Aも自分の首を自分で触れた。
痛そうな顔を一瞬したけど
同時にアッて顔をして
大丈夫だと言った。
「ちょっと待ってな」
洗面所でタオルを濡らすと
Aの手に渡した。
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さるるん(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりですね。いつもありがとうございますm(_ _)m星10ありがとうございます!!更新頑張りますね。 (2019年8月21日 8時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - さるるんさんお久しぶりです！さるるんさんから産み出されるBIGBANGに興奮しております。即星10 (2019年8月21日 8時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2019年8月20日 14時
