story 25 ページ25
？「ジヨニヒョン」
「おー。家まで送った？」
ｽﾀｯﾌ「あの･･･それが･･･」
「なに？」
ｽﾀｯﾌ「どうしてもと仰るので･･･」
「え？」
ｽﾀｯﾌ「彼女の家の方に･･･」
「は？マジか･･･」
スマホを手に
Aに発信しながら
車まで走った。
頼む･･･出てくれ･･･。
コール音ばかりで
Aの声が届かず
気が焦る。
切っては掛け
切っては掛け･･･。
車を走らせながら
祈った。
A『はい』
「A？どこ？」
A『えっと、今バスに』
「バスに乗ってんの？」
A『乗ろうかと･･･バス停です』
「マンションの前の？」
A『はい』
「今向かってるから、乗るな」
A『え？はい』
ものの何分かで
Aを見つけて拾うと
今度は俺の家へ。
「何しに行ったんだ？」
A「服を取りに･･･」
「1人で行ったらダメじゃん」
A「ごめんなさい」
「大丈夫？」
A「･･･はい」
「大丈夫じゃないじゃん･･･ほら」
手を差し出すと
両手で握ったA。
俺の手を頬に当てて･･･。
なんだかなぁ。
こんなに愛しいと思えるなんて
自分でもびっくりだよ。
マンションに着くまで
俺の手を大事そうに
握っていたA。
「大人しくしてろよ」
A「はい」
「今日、やっぱ帰るから」
A「はいっ♪」
「嬉しい？」
A「はいっ♪」
そんなに素直に
嬉しいなんて言われちゃあね･･･。
さっさと作業終わらせて
飛んで帰って来ようかな。
「夕飯、買って帰るから待ってな」
A「作ります!!」
「マジ？じゃあ楽しみにしてるよ」
A「はい」
手料理ね･･･(。-∀-)ﾌｯ。
朝ごはん食べたり
夕飯を家で手料理なんて
何年ぶりかな。
「じゃーな」
A「行ってらっしゃい」
“行ってらっしゃい”だって･･･。
俺･･･大丈夫かな。
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さるるん(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりですね。いつもありがとうございますm(_ _)m星10ありがとうございます!!更新頑張りますね。 (2019年8月21日 8時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - さるるんさんお久しぶりです！さるるんさんから産み出されるBIGBANGに興奮しております。即星10 (2019年8月21日 8時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2019年8月20日 14時
