story 24 ページ24
ジョンウを連想させるようなこと
言っちゃダメなのに。
つい口走った。
俺のシャツの
背中の当たりを
握り締めて小さく震える手。
それに気が付いて
ヨンベとデソンには
目配せして“行け”と合図を送った。
「A？」
A「ち･･･ちょっと･･･」
「手、放して」
ゆっくり手を離したAを
振り返って包み込むように
抱き締めた。
「大丈夫」
A「･･････オッパ」
「な？大丈夫だろ？」
震えが止まって
背中を摩っていた手を止めると
Aの顔を覗き込んで
確認した。
よし。
「行くよ」
A「･･･はい」
敢えて手は繋がず
スタジオに向かうと
またしても待ち構えていた
ヨンベとデソン。
「ﾊｧ━(-д-；)━ｧ...」
ため息をつくと
今来た廊下を戻った。
A「オッパ？」
「車用意するから先に帰ってな」
A「はい」
「今日、俺帰らないから」
A「え？」
「1人で平気？」
A「だ、大丈夫です」
「寝れないようなら連絡するんだぞ」
A「はい」
事務所にある
送迎用の車。
スタッフに家まで送るよう頼んだ。
必ず俺の家に
送って行けと念も押した。
Aを見送って･･･。
面倒な説明が待ってるな。
重い足取りで
スタジオに着くと
煙草に火をつけた。
「何が聞きたい」
YB「事情」
ヨンベか聞きたいと言った
その事情を話すと
警察に届けろとか
ジョンウを野放しにしたらダメだとか
なんだかわーわー言ってた
･･･と思う。
聞き流したから
わかんないけど。
「しばらく俺が預かるから」
YB「親戚の子供みたいに言うな」
「じゃあ、どーすんだよ」
DS「根本的な解決は？」
「Aが落ち着かねーとな」
YB「そんなに好き？」
「どうだろーね」
DS「久々見た。こんなヒョン」
「うるせっ」
YB「なんかあったら言って。
俺らでも出来ることがあるかも」
「ありがと」
正直、俺も不安だった。
この先、どうしたらいいか
考えつかなかったから。
味方が増えたのは
頼もしかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 192人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「KPOP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さるるん(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりですね。いつもありがとうございますm(_ _)m星10ありがとうございます!!更新頑張りますね。 (2019年8月21日 8時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - さるるんさんお久しぶりです！さるるんさんから産み出されるBIGBANGに興奮しております。即星10 (2019年8月21日 8時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さるるん
| 作成日時：2019年8月20日 14時
