story 138 -EH- ページ44
Aから連絡があって
会う約束をした。
覚悟はできてるけど
耐えられる自信はない。
『はい』
｢ヌナ？俺、ヒョクチェ｣
『どうしたの？』
｢Aに会うんだ｣
『そっか』
｢ヌナの家で会っちゃダメかな？｣
『どうして？』
｢覚悟はできてるけど、1人じゃ耐えられないから｣
『⋯⋯⋯ジョンウンがいいなら』
｢わかった｣
俺は弱い。
それなのにユジンに会いに行って
怪我さして、1か月もほぼ毎日顔を合わせていた。
そんな俺をAは
許してくれるかな。
｢イェソンヒョン｣
YS｢んー？｣
｢ヌナから聞いてますか？｣
YS｢おー、聞いてるぞ｣
歌番組の控え室で
イェソンヒョンに問いかけた。
｢いいですか？｣
YS｢⋯⋯⋯⋯｣
｢ヒョン｣
YS｢⋯⋯⋯ダメ｣
｢え？｣
YS｢ヒョクチェ｣
｢はい｣
YS｢お前は間違ってると思うぞ｣
｢⋯⋯⋯⋯｣
ヒョンは俺を隣に座らせると
静かに語った。
YS｢耐えられないってことは別れ話だろ？
お前、それを受け入れるのか？
それでいいのか？縋ろうとは思わないのか？｣
｢⋯⋯ヒョン｣
YS｢確かにお前のやった事は
Aを裏切ることになった。
でも、だからって素直に受け入れて後悔しないのか？｣
後悔する。
必ず。
そうか。
そうだよな。
縋ろう。
縋ればいいんだ。
別れたくないって謝ればいい。
Aが許してくれるまで。
｢ヒョン｣
YS｢ん？｣
｢俺、縋ってみます｣
YS｢縋ってダメな時は連絡してこい｣
｢はい｣
突き放すだけじゃない。
的確なアドバイスをくれる上に
保険まで準備してくれた。
俺の覚悟はさらに強靭なものになった。
Aに全部話して
別れたくないと、傍に居たいと
そう素直に伝えよう。
きっと大丈夫。
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さるるん(プロフ) - りんさん» 長らくお付き合い頂いてありがとうございました<(_ _*)>毎話、更新する度にコメントを頂いて、あぁ読んでくれてるんだなと実感しつつ嬉しかったです。また次の作品もよろしくお願いしますね☆ (2017年3月22日 23時) (
レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - やーさんさん» コメントありがとうございますっ<(_ _*)>次回作を構想中です。また是非お立ち寄りください。 (2017年3月22日 23時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - さるるんさんありがとうございます。お疲れ様でした。ヒョクチェの優しいところ、良かったです。ジョンウン、ウォニ登場も楽しみました。(*´-`) (2017年3月22日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
やーさん(プロフ) - ヒョクちゃんとヒロインちゃん、ちゃんと通じ合えて良かった！兄さんカップルもハッピーエンドでホッとしました(//∇//)毎回更新が楽しみでした(^-^)可愛いお話し、ありがとうございました♪ (2017年3月22日 8時) (レス) id: da96cf2f67 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヌナ、ジョンウンヒョン、2人が共に過ごしてきた、色々な事が、アドバイスの糧になってる(*´-`)ヒョクチェ、ヒロインちゃん頑張らなきゃね〜(*´-`) (2017年3月21日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2017年2月5日 21時
