story 8 ページ8
その日、ヌナが１日オフだって
言ってた。
昨日、締切の原稿書き上げたから
いつものカフェで
1日まったり過ごすんだと。
俺の仕事が19時には終わるって言ったら
それまでには帰ると言っていたから
仕事を終えて
ヌナの家に急いだ。
車を横付けし
門のオートロックに手を伸ばした時
俺の横から
車のヘッドライトで照らされた。
ん？なんだ？
よく見るとカンインの車。
助手席に眠るヌナ。
そのヌナに優しく触れるカンイン。
ダメだ。
それ以上、近付くな。
カンインを止めようと
運転席に近づいたその時
キスした？
今、ヌナにキスしたよな？
｢おいっ!!!｣
運転席のドアを勢い良く開き
カンインを引っ張り出すと胸ぐらを掴んだ。
見据えて低い声で
カンインに問いかける
｢なにした？
お前今、ヌナになにした？｣
KI｢ごめん｣
疑いは確信になった。
カンインが俺のヌナにキスをした。
助手席で驚いているヌナを抱えて
家に入り、寝室のベッドに寝かせると
噛み付くようなキスをした。
WH｢……っっ!!!｣
ヌナは何も気付いていない。
それでも怒りが込み上げる。
なんでカンインの車に乗った？
ってか、なんで一緒にいた？
｢ヌナは隙がありすぎる……｣
WH｢ジョンウン？｣
｢ごめん、今日は帰る。
明日のオフも仕事になったから｣
不思議そうに見つめるヌナを
ベッドに残して家を出た。
車に向かいながら
トゥギヒョンに電話をして
｢ヒョン、カンインを捕まえといて｣と頼んだ。
一発、いや、三発くらい殴らないと
気が済まない。
宿舎に着くとエレベーターに乗り、
震える手で
俺が暮らす1つ上の階のボタンを押した。
本当ならメンバー同士で
こんな争いはしたくない。
でも、俺は我慢ならなかった。
買っておいたプリンを
食べられたのとは違う。
大事にしていたCDを壊されたのとも
全然違う。
ヌナに手を出した。
俺の大切な人だと知っていて
こいつは俺の女に手を出したんだ……。
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まゆまゆ(プロフ) - しっかりしなさいキム・ジョンウン！ そしてこんなときこそ仲間を頼りなさい！あなたにはあなたのことを本気で心配してくれるステキな仲間がいるんだから。 (2015年2月15日 8時) (
レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - たちばなさん» そうですね･･･。ヌナはずっと一人で戦ってきてて、そこに現れて心に入り込んだイェソンの心変わりを感じながらも手放せないんです。弱い人なので･･･。 (2015年2月14日 17時) (レス) id: b5a15f7251 (このIDを非表示/違反報告)
たちばな - だってもう「私」ボロボロだもん。自分に置き換えたらどんなに好きでも嫌だなー。長々コメントすみません！ (2015年2月14日 10時) (レス) id: 84b82d7ccb (このIDを非表示/違反報告)
たちばな - 心が動くことは責められない。でもハッキリしない兄さんにイライラしました。揺れてる恋人を側で見てなきゃならない気持ち…兄さんはわかってない。「私」は最後は受け入れるんでしょうか。若くて魅力的な女の子に囲まれる恋人への不安が兄さんとじゃ解消できない… (2015年2月14日 10時) (レス) id: 84b82d7ccb (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - たちばなさん» イェペンならではの、キツいツッコミありがとうございます(´ヮ｀;)痛い目に合うかはこの先のお話で確認願います。更新頑張ります!!! (2015年2月13日 21時) (レス) id: b5a15f7251 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2015年2月4日 23時
