６話 ページ8
あ はい、ラスト一周、行くよ！
部員 はい！
あの日から数日たった。
あの事件はいまだに謎のまま。
まあ、気にはなるけど、たぶん僕が今知るべきことではないと思うんだ。
今は僕の信じることをやるだけ。
誰よりも速く走るだけだ。
もっと風に近づくように。
僕が一番信じる風になれるように。
あ じゃあ、今日はこれで終わり。
みんな、お疲れさま。
部員 ありがとうございました！
さて、今日ももうちょっと残るか。
部１ あの〜、王子先輩？
あ ん、何かな？
僕は声をかけてきた女の子に笑顔で返す。
部員 キャー！
な、何！？そんなに僕の笑顔嫌だったかな。
部１ このあと、みんなで夕食食べる予定なんですけど、王子先輩もどうです？
あ 悪いけど、今日はまだ残るよ。
部１ そうですか。
彼女、落ち込んでいる。
やっぱり、部員同士の交流って、大事だもんね。
あ 君みたいなかわいい子に誘ってもらえて、嬉しかったよ。
また、今度一緒に食べよーね。
また、彼女に微笑む。
笑顔って、いいよね。
みんなが幸せになる。
少なくとも、僕は笑顔を見ると、幸せ。
あ じゃあ、みんなお疲れさま。
部員 お疲れさまでした！
部員のみんなが帰っていく。
よし、もっと走るか！
あ 今日はこんなもんかな。
時計は９時を指している。
最近ハルとは帰っていない。
この間いたランボくんが入院しているらしい。
今度僕もお見舞いに行こうかな。
帰り支度も終えたし、帰ろう！
もちろん、ダッシュで。
走り始めると、どんどん景色が変わっていく。
風も秋だから冷たくて気持ちいい！
ずーっと走っていると、
？ 若王寺か？
２人の少年と１人の赤ちゃんの姿が見えた。
この間会ったツナくん、リボーンくん。そして、
あ 山本くん。
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音々(プロフ) - 面白いです!!だから更新してください明日待ってます!! (2014年8月7日 23時) (
レス) id: 9f9dae6ddb (このIDを非表示/違反報告)
とある小人 - 面白いですね！ワクワクしています♪ (2014年4月24日 12時) (レス) id: 50b0e899f0 (このIDを非表示/違反報告)
サナ(プロフ) - シーナさん» ありがとうございます。これからもがんばります。 (2013年7月30日 22時) (レス) id: 2e360885a2 (このIDを非表示/違反報告)
シーナ(プロフ) - はじめまして！シーナと言います！
読んでいて凄く楽しくなりました♪更新頑張って下さい！ (2013年7月30日 14時) (携帯から) (レス) id: 4824d8ca4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サナ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hsuek/
作成日時：2013年4月17日 0時
