1話 ページ3
ーAー
ダッ
僕は飛び出した。
風と一体になる。
これが一番気持ちいい。
そして、ゴール。
女全 きゃあー。
周りから歓声があがる。
女１ すごいです。王子さま、また更新してます。
A そう？それはうれしいな。
僕は水分補給に向かう。
女２ あの、王子先輩！
女の子たちが僕に声をかけてきた。
A 何かな？
女３ お疲れ様です。
女４ これ、差し入れです。
そう言って、タオルと水筒を渡してきた。
これは素直にうれしいな。
A ありがとう、お姫さまたち。(^_^)
みんなが黙り込んだ。
やばい、また寒いこと言ってしまった。
僕の悪い癖だ。
女全 かっこいいーーー！
A へっ？
女１ 王子さまだから、そのセリフ似合うんです！
女２ だって王子先輩は背高くて〜
女３ かっこよくて〜
女４ 優しくて〜
女２ 運動もできて〜
女３ 頭もよくて〜
女４ ファンクラブにたくさん会員もいるんです！
女１ まさに、王子さまはこの女子しかいない緑中の王子なんです。
A ははっ。(^_^;)
さて、随分時間が経ってしまったが、僕のことを説明しようか。
僕は若王子A。緑中に所属している陸上部員。
この緑中っていうのは、並盛で名門と言われる女子校だ。
名門と言われると言っても、勉強ばかりしているわけではない。
もちろん、部活にも取り組んでいる。
僕もその一人だ。
自慢というわけではないが、都大会で優勝したことがある。
ただ、走るのが好きなだけだけどね。
さて、違和感はなかっただろうか？
ここは女子校なのになぜ、僕がいるのか？
実はこれでも僕は女子だ。
男っぽくて、背も高く、王子と呼ばれているが、女子だ。
まあ、僕はそんなことたいして気にしてはいないけどね。
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音々(プロフ) - 面白いです!!だから更新してください明日待ってます!! (2014年8月7日 23時) (
レス) id: 9f9dae6ddb (このIDを非表示/違反報告)
とある小人 - 面白いですね！ワクワクしています♪ (2014年4月24日 12時) (レス) id: 50b0e899f0 (このIDを非表示/違反報告)
サナ(プロフ) - シーナさん» ありがとうございます。これからもがんばります。 (2013年7月30日 22時) (レス) id: 2e360885a2 (このIDを非表示/違反報告)
シーナ(プロフ) - はじめまして！シーナと言います！
読んでいて凄く楽しくなりました♪更新頑張って下さい！ (2013年7月30日 14時) (携帯から) (レス) id: 4824d8ca4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サナ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hsuek/
作成日時：2013年4月17日 0時
