035 でもたまに変 ページ35
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午後の仕事も終え、言われた通りお店へ向かう
席は主役だから、と慧悟と二人で真ん中へ
右隣は北山さん、左隣は慧悟だった
「「「乾杯ー！」」」
正直、お酒はあまり強くない。だから
ハイペースには呑みたくない。ゆっくりゆっくり…
北「田中ちゃん、空になってるよ〜次何いく？」
「あ、ちょっとジュース挟みます……」
北「何それ、お子ちゃまだなー」
北山さんは最初からグビグビハイペースだったから
酔ってるんだろうな…子ども扱いして髪の毛を
わしゃわしゃ〜なんてして撫でてきて……
萩「A、顔真っ赤。大丈夫？」
隣で慧悟が心配して声を掛けてくれた。
上司に言われたらなんとなく、飲まなきゃって
なっちゃう断れない精神どうにかしたい………
北「そういえばさ、二人、高校の同級生なんでしょ？
なんかないの？高校時代のエピソードみたいな！」
その話、需要なさすぎでしょ。
誰も興味無いと思います。
「…えー………ないです……」
そう答えるとすぐに
北「はい、うっそー！その間があやしいもん！！
萩谷の変なとことか暴露しちゃってよ(笑)」
悪ノリが過ぎてる……北山さん！！！
「…ほんとにないですよ？」
北「つまんなー、萩谷は？逆になんかないの？」
つまらなくて結構。
喋りが上手い人が羨ましいくらい。
慧悟はなんか答えるの？少しドキドキしていた
萩「……あー、高１のときの研修でバス酔いして
自由行動のときずっとベンチで休憩してたくらいですかね」
北「まじ？一人で？」
萩「いや、俺同じ班だったんで……巻き添い…」
はあー、あのときね…そんなことあったね
ずっとベンチでアイス食べてたときね
アイスしかお腹に入らなかった
むしろ、なぜアイスだけは食べれたのか謎。
北「萩谷はあっさりしてそうだけど
意外と女の子には優しいってことね？」
そうですね、あのときの慧悟が背中さすってくれて
隣で袋持って待機してくれてて(あ、吐いてないです)
優しくて好きになりました、なんて黙っておこう…。
萩「いや、なんかほっとけなかったんで……」
北「かっこいいなぁ、お前は！」
確かに正義感はある。昔から…
そして真面目、そしてかっこいい、
でもたまに変。ギャップのある人。
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らぶ子♪(プロフ) - kaori02081106さん» コメントありがとうございます^ ^お待たせしてすみませんでした！やっと完結したので宜しければご覧ください。 (2019年3月6日 0時) (
レス) id: e946ed239f (このIDを非表示/違反報告)
kaori02081106(プロフ) - 更新待ってます！ (2019年1月26日 11時) (レス) id: f42da0526d (このIDを非表示/違反報告)
らぶ子♪(プロフ) - あやちさん» コメントありがとうございます♪はーい、放置してたんですが近々更新しますね^_^ (2018年11月3日 22時) (レス) id: 1041c54813 (このIDを非表示/違反報告)
あやち - 更新待ってます！ (2018年10月14日 11時) (レス) id: becefe6df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぶ子♪ | 作成日時：2018年6月3日 21時
