036 今後のために ページ36
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「お疲れさまでしたー」
「ありがとうございましたー」
やっとお開きになったところで北山さんに
北「萩谷は田中ちゃんを送ってあげてねっ！」
ポンって肩を叩かれていた。
「いや、一人で帰れます…」
北「目、真っ赤だよ？ほら、自分で気付いて
ないかもしれないけど足元フラついてる……
何かあってからじゃ困るし！な、萩谷！頼んだ！
俺は先輩と楽しいお店行ってきまーす！！(笑)」
楽しいお店って……はあ………北山さん。
若いですね、私は疲れて早く寝たいくらい……
萩「北山さんに言われたし、送るわ」
「いや、ほんっとにいいから！
大丈夫……タクシー呼ぶし……」
萩「こっからお前らのアパート遠くない？」
お前ら…か。
当たり前に美勇人と私の同棲を知ってるもんね
距離はあるけどタクシー拾った方が絶対いいし
このまま電車乗る元気ないなーなんて思っていた。
萩「次の快速乗れば乗り換え一回で行けるよ、行くよ」
「え、ちょ、慧悟………」
北山さんに頼まれた責任感なのか、
慧悟は私の腕を引っ張って改札前へと連れて来た
早く、と急かされながらカバンから
定期を取り出しピッとタッチして改札の中へ。
階段をのぼるとちょうどやってきた電車
たまたま２人分の席が空いていて二人で横並びに座った。
萩「正直、言おうか迷った」
「何が？」
萩「高校時代のこと。でもさ、やっぱり
元々知り合いだと普通に喋ってるだけで親しく
見えて勘違いされたりすんじゃん……
俺、言われたよ？他の部署の女の子に」
「え、」
萩「田中さんと仲良いねって、嫌味っぽく言われたし」
何それ、慧悟のこと狙ってる女の子なだけじゃん
怖いなあ、女の嫉妬はほんとに怖い。
萩「公言しといた方が今後の俺らのためじゃない？
変に気を遣って気まずくなるより堂々とできるじゃん」
「まあ……そうか……そうだよね…」
社内で堂々も何も必要最低限しか会話してないはずなのに
何を見てその女の子は仲良いと思ったのだろう…
しかも人前では仕事の話しかしてないはずなのに。
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らぶ子♪(プロフ) - kaori02081106さん» コメントありがとうございます^ ^お待たせしてすみませんでした！やっと完結したので宜しければご覧ください。 (2019年3月6日 0時) (
レス) id: e946ed239f (このIDを非表示/違反報告)
kaori02081106(プロフ) - 更新待ってます！ (2019年1月26日 11時) (レス) id: f42da0526d (このIDを非表示/違反報告)
らぶ子♪(プロフ) - あやちさん» コメントありがとうございます♪はーい、放置してたんですが近々更新しますね^_^ (2018年11月3日 22時) (レス) id: 1041c54813 (このIDを非表示/違反報告)
あやち - 更新待ってます！ (2018年10月14日 11時) (レス) id: becefe6df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぶ子♪ | 作成日時：2018年6月3日 21時
