StLtH20 (ページ19)

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ジ「今日は帰るわ」

じゃーね、って出てくジェシーはなんだか不機嫌で、そんなジェシーを見た北斗は「あっ、待って俺も！」と急いでその背中を追いかけた。

樹「・・・。」

謙「事件が絶えないな・・・」

ミ「そうね(笑)」

手の掛かる常連ばっかね、と彼女は笑った。

安井は面白がって「ミホコさんが一番そうでしょ！」っていうかけど結局睨まれて「すみません睨まないでください・・・！」と尻尾を巻いてそこから一歩離れた。

ミホさんはそれを笑うと、少しだけ寂しそうな顔をして「一つだけ言わせて欲しいんだけど、あなたたち、女と付き合うなら本気で大切にするべきよ」と口にする。

ミ「言ってしまったことや、行為は、傷になったら消えない」

俺ら一人一人を見て、「好きな人には本気でぶつかって大切にしなさいよ」というと満足したようにビールを飲んで口角を上げた。

謙「なんか、さなぴーも同じようなこと言ってたな」

ミ「やだ、あんなのと一緒にしないで」

謙「やっぱ似てる」

ミ「はぁ～？」

失礼な！(笑)と笑ってグチグチとここにはいない人の話で盛り上がってる二人を見て苦笑いすれば、大我が急にミホさんの前に立って「ミホさん」と真剣な顔をする。

ミ「ん？どうしたの大我？」

大「俺、ミホさんのこと大好きだからねっ」

急な告白にどうした、と俺が驚いた顔をすると大我は真剣な顔をしてミホさんみた。

ミホさんはそんな大我が可愛かったのか「知ってるわよ。ほら、おいで」と両手を広げる。

んも～～～、大我ったら～！と嬉しそうに彼の頭を撫でるミホさんを見て、俺は苦笑いをするしかなかった。

タルーレってなんでこんなにカオスなの。。。