133話「元気なのはいい事なんですけどね…」 ページ35
墓参りが終わり、お城に招かれました、黒田官兵衛様、城主の許可もなく何処ぞの馬の骨(←)を招いちゃっていいんですか!?
「此処で待っていてくれ、秀吉様に話をつけてくる」
「は、はい……」
やっぱりそうですよね、と思いつつ葦毛鞍を撫でる、良く手入れしてますから凄く触り心地の良い毛並みです
『ガタッ』
「？あぁ、お久しぶりです加藤清正様」
後ろの方で何かが落ちる音がしたので振り返ると、加藤清正様が呆然とした面立ちで立っていました、その足元には薪があったので落ちる音の正体は多分薪ですね
「な、Aさん!?ど、どうしてここに…まさか、次の戦もこちらに!?」
「い、戦ですか？」
「はい！七日後に行われる予定の戦です……知りませんでしたか？」
「…はい、申し訳ございません」
「い、いえ！知らなかったのなら別に……あの、こちらについてはくれませんか？秀吉様は勿論、皆が喜ぶ事でしょう」
「…そう、ですね、でもごめんなさい、一日だけ考えさせてくれませんか？」
何故1日か気になる方もいるかもしれませんが、今回どっちに着いたらいいか聞いてないんですね！はい！就寝した時にでも信長様に聞いてみたいと思います
記憶が薄れていくのって、本当困りますよね…歳ですかね…そんな歳では無い筈なんですが…
「許可を貰ってきた……彼女に何か御用で？」
「いや……失礼しますAさん、俺は薪を運ばなくてはいけないので」
「いえいえ、お忙しいのにすいません」
「こちらが話し掛けたので…それでは」
一瞬黒田官兵衛様を睨んで立ち去った加藤清正様、黒田官兵衛様と仲が悪いんでしょうか…
「…ｺﾞﾎﾝｯ、見苦しい所を見せた」
「いえ、大丈夫です…あの、近日戦があるとお聞きしました」
「…加藤か…ﾁｯ」
「!?」
黒田官兵衛様って舌打ちするキャラでしたっけ!?どれだけ仲悪いんでしょう…
「…あ」
「あ」
今度は福島正則様と目が合った、福島正則様はみるみる表情が明るく…
「Aさぁぁぁんっ！1年ぶりっすね！ねっ!!」
「は、はい、約一年ぶりです…」
「いやぁ、相変わらずイケてるっすね！あ、どうすか、背丈がちょいと伸びたんですよ！」
「そ、そうなんですか？そう言えば少し見上げる位置が高く…」
「でしょ!?伸びたってのに清正は冷たい目で見てくるし三成は扇子投げてくるし！さては羨んでるな〜？」
「あはは…」
元気溌剌な福島正則様に苦笑い、黒田官兵衛様は冷たい目で見てないで助けて下さいっ！
134話「こんなにも心臓が可笑しくなる…」→←132話「あの人のお墓へ」
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エンゼルチキンロールβ - 作品読ませて頂いてます！忍びーズと偶に出てくる作者様が可愛いです！笑 (2021年12月12日 23時) (
レス) @page23 id: 82f6fb7af8 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 麗宵さん» コメント有難うございます。一つ一つの話の残りの文字数の都合上一文字足していきますと話を少し変更するという事になるかと思われますので、次の更新からとなってしまうかもしれません。完全にリクエストにお答え出来ず申し訳ございません (2018年5月26日 23時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
麗宵 - ちょっと官兵衛さんの口調が戦国BASARAの松永久秀と似ていたから一瞬どっちかわからなくなったので、できればだれが喋っているのか一文字だけでもいいのでつけてくださると有りがたいです。 (2018年5月25日 23時) (レス) id: 92d855c6e1 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - とある村の1村人さん» そんなに待たせません！なるべく早く更新致します(*^^*)頑張りますのでこれからも宜しくお願い致しますm(*_ _)m (2018年3月20日 23時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
とある村の1村人 - ご返事ありがとうございます！もう100年でも200年でも何年でも待ちます！(((( 無理せず頑張ってください！！ (2018年3月20日 23時) (レス) id: ba5cd57d32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エルフ・シャープナー | 作者ホームページ：http:
作成日時：2017年11月2日 22時
