96話「本能寺の変直前」 ページ47
あれから数日経った夜、今は夢の中
「____という事がありまして」
「ふむ、未だ苦労していると見る」
「…元親が前田利家様と馬が合わなくて」
「…難儀」
「あはは…」
今日の出来事を謙信さんにお話する、愚痴もたまに聞いてもらったり
「…して、上からの伝達だが、明日が本能寺の変が起こる日だと聞いた」
「そうなんですか?今心の準備します…」
「こちらに来るのは織田信長、濃姫、森蘭丸との事、この謙信がついているとはいえ戦に油断は禁物、肝に銘じよ」
「はい!」
謙信さんからお言葉を頂き視界が揺らいだ、これで終わりなんて…物足りません(´・ω・`)
「A」
「はい?」
「何時でも汝の側にある…それを忘れるな、汝に加護せし者はこの謙信だ」
優しく力付ける様にそう言った謙信さん、私は笑顔で頷き、一旦のお別れをした
《起床》
「ん…ふぁ〜…」
与えられた仮部屋で目を覚ます、外はバタバタと騒がしい
「よし、準備しなきゃ…」
私は武具に着替えて戦の準備を終わらせる、するとこちらに近づく一つの足音
「A!」
「前田利家様!」
「行くぜ!俺と同じ部隊だろ!」
「あ、はい!」
そう、私は前田利家様と同じ部隊なんです、だから本能寺の変に参加できるか心配で…
「利家」
「叔父貴?どうしたんだ?」
「急遽A殿は明智光秀殿の部隊に派遣されるそうだ」
「嘘だろぉぉぉぉぉぉ!!!!?信長様話が違ぇじゃねぇですかァァァ!!」
叫びながら織田信長様の所へ向かった、朝から騒がしいですね前田利家様←
「A殿」
「あ、明智光秀様、今回は宜しくお願い致します」
「はい、宜しくお願い致します」
挨拶を終えて食事を終え(早い?何時もですよ←)、休憩を少し空けて馬に乗る
「光秀!」
「元親殿!すいませんA殿、先に数名の兵を連れ向かってくれませんか?」
「はい、分かりました」
本能寺に向かうんだ…よし、機会を見て私も向かおう
《数分後》
「皆さん!本能寺へ向かってもよろしいですか?」
「何故ですか?」
「明智光秀様と元親がそちらにいるからです、きっといます、少し考えがあるので…お手伝い、宜しいですか?」
そう言うと五人程しかいない兵士様たちは顔を見合わせ、スグに快く頷いてくれた
「では今より本能寺に向かいます!なるべく早急に!」
「「「「「はっ!」」」」」
兵士様達の声を聞き、私は本能寺へと行き先を変えた
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草薙 - エルフ・シャープナーさん» 小太郎様〜〜♪ありがとうございます!ばたんきゅ〜コタ「、、、嬉しさに倒れた、、、」 (2017年9月18日 8時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» はい!有難うございます!!頑張ります!!!小太郎、次の話は多めに出すからね…← (2017年9月17日 23時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - エルフ様〜!頑張ってください!小太郎「ずっと待っていたな、、、ククク」 (2017年9月17日 23時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» はい!有難うございます!! (2017年2月24日 18時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - 続編おめでとうございます!(*^▽^)/★*☆♪ (2017年2月24日 9時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エルフ・シャープナー | 作者ホームページ:http:
作成日時:2017年2月23日 23時