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94話「質問攻めやめて下さい!」 ページ45

「…?」

光が止み、私は瞼を開けた、そこにあった光景とは…

白装束に着替えて腹を切る気満々の元親、それを介錯する為か小太郎は刀を持って首を切る気満々というように構えていた

「A…?」

「良かった!このまま消えたままならば死んでやろうかと思った…」

「何故!?どうして死に繋がるんですか!取り敢えずその白装束着替えて下さい!」

小太郎の刀を没収し元親の持っていた小太刀も没収した、鞘に収めて畳の上に置く

「取り敢えず、私がいなくなっただけで死ぬだなんて馬鹿げた真似しないで下さい」

「はい…」

「…チッ」

「そこ!舌打ちしない!」

私が一瞬居なくなっただけで死装束になるなんてどういう事かと思いながらも、半分罪悪感を覚えた、いきなり消えたのは私、動揺させてしまったのも私…

「…ごめんなさい二人共、私も急な事に対処出来なくて…怒るのは場違いですね」

「構わぬ、ほれ、顔を上げろ」

申し訳なさに俯いていると顔を上に向けさせて許してくれた小太郎、元親もいつの間にか着替えていて、三味線を持って鳴らす準備をしていた

そんなに気にしてなかったのでは!?!?

「さぁて…我らに心配させた詫び、あるな?」

「そ、それが目当てなんですね!?酷いです二人共!」

「!?俺は本気だったぞ!」

「止めてない時点で同じです!こっちは心配させて申し訳ない気持ちがあったのに!もう知りません!」

「A!?」

小太刀と刀を持って部屋から勢いよく飛び出した私、しばらくは口聞いてあげません!

元親視点

「…おい風魔」

「なんだ?」

「貴様のせいで…Aに嫌われたじゃないか!俺は本気だったんだぞ!」

横に居る風魔を睨みつけながらそう言うと、風魔はにやりと笑い言葉を放つ

「うぬの事など知らぬ、だが…あ奴は優しい、どうせすぐ戻ってくる」

そう言ってクナイを眺め始めた風魔、俺は思う

此奴…忍びとしての仕事は?

「我は今分身に任せている、氏康にバレなければ良い話よ」

「心を読むな!」

やりにくさを感じながら襖の方を見る、本当に帰ってくるんだろうな…なんて半信半疑で待つことにした、風魔の言葉は本気で信じたら駄目だと噂で聞いたことがあるしな

95話「明智光秀様は凄いですね」→←93話「まぁ色々説明してもらったよ」



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草薙 - エルフ・シャープナーさん» 小太郎様〜〜♪ありがとうございます!ばたんきゅ〜コタ「、、、嬉しさに倒れた、、、」 (2017年9月18日 8時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» はい!有難うございます!!頑張ります!!!小太郎、次の話は多めに出すからね…← (2017年9月17日 23時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - エルフ様〜!頑張ってください!小太郎「ずっと待っていたな、、、ククク」 (2017年9月17日 23時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» はい!有難うございます!! (2017年2月24日 18時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - 続編おめでとうございます!(*^▽^)/★*☆♪ (2017年2月24日 9時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エルフ・シャープナー | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2017年2月23日 23時

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