54話「稽古しましょうか」 ページ5
恋バナはどのような物なのかという話を小1時間した後、私達は稽古をすることに、私と真田幸村様の持つ武器は木で制作された物
「では…参ります!」
木の槍を突きつけてきた真田幸村様、浅井長政の攻撃より…軽い
「まだまだ…ですよ!」
槍を右手に持っていた短刀で弾き飛ばし、後ろを取って首筋に左手に持っていた短刀を突きつける
「…参りました、流石はA殿です…共闘できる事、改めて嬉しく思います」
「私もですよ真田幸村様、私の知り合いに槍使いがいて良かったです」
「槍使い…ですか、その人はどんな方で?」
「妻を愛し、義を大事にするお優しい方ですよ、もう…居ませんが」
この世界では、と心の中で付け足す、真田幸村様がしまった…といったような顔をした
「すみません!A殿のお気持ち理解出来ず…」
「いえ、大丈夫ですよ、気にしていませんので」
気を使わせることでもないのでそう言うと真田幸村様は「ですが…大切な方…なのでしょう?」と眉を下げて言う真田幸村様
「いいえ、知り合い程度ですので…大丈夫ですよ真田幸村様」
そう伝えても「そう…ですか?」と言うって俯いてしまった真田幸村様
「…A殿、上洛の際、この真田幸村が絶対にお守り致します!」
「え?」
「貴方を守ることが、この幸村の今回の役目にさせてください」
「真田幸村様がそうしたいのなら私は良いのですが…武田さんをお守りしたほうがいいですよ?優先は武田さんにしてくださいね?」
「…分かりました」(´・ω・`)
眉を下げてまさにしょぼん状態の真田幸村様に少し可愛いなんて思いながらまた稽古を始める
「お、御二方、稽古ですか?」
「左近殿!稽古に参加願います!」
「俺は…此処で見てていいですかね?ちょっと軍議で疲れてるんで」
「そ、そうですか…」(´・ω・`)
何だか…可愛らしい仕草しかしないですね真田幸村様、珍しいし、少し微笑ましいです
「A殿、もう1度この槍、お受けください!」
「また弾き返してあげますよ」
何度も何度も立ち向かってくる真田幸村様…負けるとわかっても立ち向かってくる勇敢さ、素敵ですね、流石…と言うべきでしょう
「くっ…まだまだァ!!」
「真田幸村様、その程度では…まだ、足りませんよ?」
真田幸村様は…大坂の陣で命を落としてしまう…真田幸村様から始めましたが、最後のシーンは…悲しかった
「そんな結末…嫌なんです」(ボソッ)
私はそう呟いて槍をまた弾き飛ばした
55話「(名前)殿のあの信念の、見習う所ばかりだ…だが、この胸の高鳴りは何だ?」→←53話「お熱い方ですね、真田幸村様は」
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草薙 - エルフ・シャープナーさん» 小太郎様〜〜♪ありがとうございます!ばたんきゅ〜コタ「、、、嬉しさに倒れた、、、」 (2017年9月18日 8時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» はい!有難うございます!!頑張ります!!!小太郎、次の話は多めに出すからね…← (2017年9月17日 23時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - エルフ様〜!頑張ってください!小太郎「ずっと待っていたな、、、ククク」 (2017年9月17日 23時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» はい!有難うございます!! (2017年2月24日 18時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - 続編おめでとうございます!(*^▽^)/★*☆♪ (2017年2月24日 9時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エルフ・シャープナー | 作者ホームページ:http:
作成日時:2017年2月23日 23時