トリップしたのはいいですが皆さん、キャラが違いません？【戦国無双】

82話「そんな決め方何ですか!?」 ページ33

「あ、次は有名な本能寺の変！5日間修行だよ！」

「本能寺の変…確かに有名ですね」

「…本能寺…というのは、京の寺の名か？」

「合ってますよ浅井様」

なんて話していると

「本能寺の変…何かある事は明白、A、この謙信、汝を守護せん為、修行を共にせん」

と言って自分の武器を掲げる

「はい！宜しくお願いします!!」

謙信さんと手合わせをする、武田さん達はコソコソとなにか話しているようだけど刀と刀の混じり合う音で聞こえない

「A！ほかの事を考えては敵の思惑は分からなぬぞ！」

「きゃっ！」

皆の話に耳を澄ましていると謙信さんからの攻撃を防ぐのがギリギリで双剣を弾かれた

「A、気を付けよ」

「す、すみません…」

手を差し伸べられそれを頼りに立ち上がる、双剣を取りに行くと謙信さんが

「A、次は本気で戦わん」

との事、じゃなかったら戦で生き残ることなんて出来ないですからね…

「はい！分かりました！」

双剣を構え、冷気と熱気を双剣に集める

「いざ…参ります！」

『ｶﾞｷｨﾝｯ!!』

ガチガチと両者の刀が震える、その音で皆が慌てだした

「ま、待ってお姉さん！それじゃ加護の役目上杉さんになっちゃうよ！」

「え？」

「…？」

一旦攻撃態勢を止め、詳しい話を聞くことに

「えっとね、やっぱり戦いの世界なんだから戦いで決めよっかって話になってね、お姉さんを負かした人が加護の役目を請け負うって話になったんだ…お姉さんが参ったというか1本取られるかなんだけど…」

と神様が言うと謙信さんが一言

「ならば加護を請け負う、それがこの謙信が出来ることなれば」

「既に負けちゃってたんだ…」

残念そうに神様の後ろで落ち込むお市様と今川様、その2人を励ます武田さんと浅井様は似た者同士だな…なんて思ったりした

「…まぁ、この際その事は良いよね、謙信さん、お姉さんの稽古と加護お願いね」

「…闘争は愉悦」

「改めて…宜しくお願いします謙信さん」

「…任せよ」

この後、5日間本気で(休みもちゃんと入れました)刀の稽古をした、流石軍神、凄く強くて1本取られまくりました

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