53話「お熱い方ですね、真田幸村様は」 ページ4
「私は真田幸村と申します、A殿、ゆっくりして行ってくださいね」
「はい、お話を変えますが上洛の件、私も同行させて頂きます」
「なんと!貴殿がこちらに付いてくれるのは心強い!感謝致します!」
「いえいえ、これも気まぐれ程度の事なのでお気になさらず」
なんて話しを続けていると、私の後ろからひょっこり顔をだして現れたくのいちちゃん
「姉御、幸村様とは仲が良くなれそうですかい?」
「えぇ、心が暖かくなる方ですね」
「そ、そんな…滅相もない」
そう言いながら目線を泳がし、頬を赤く染める真田幸村様、可愛らしい人です(。 >艸<)クスクス
「姉御、今更なんですけど川中島の戦いの時何で上杉についたんですかい?」
「あぁ、その話は聞きました、上杉謙信殿をお守りしながら軍を勝利に導いていたと」
「そんな…私は謙信さんの軍略通りに動いた迄で、本当に凄いのは謙信さんの方ですよ」
と話すと驚いた様に目を見開いたくのいちちゃん
「あの上杉謙信を謙信さんって…流石姉御!そんなにも仲良くなってるんだね!」
「なんと!本当に素晴らしい…その人を信頼させるお心、伝授しては下さいませんか!」
なんだか話が逸れてる?これって逸れてますよね?
「幸村様〜、姉御は今だけ私に貸してくださいよ〜」
「だがくのいち、私はA殿と話をしたい、あわよくば稽古も付けていただきたい!」
「姉御はちゃんとした女子なんですぜ?やっぱり恋バナとかしたいじゃないですか!」
「こいばな…?女子はそのこいばなという不思議な花をどうするのだ?」
「…あちし手に終えませーん」シュッ
あの長い話の末真田幸村様が勝利(?)、私とお話をすることに
「こいばなと言うのは何でしょうか」
あ、まずそれですか←
「恋バナと言うのは所謂“恋慕”の話です、女子はそういう話が好きなんですよ…私は例外ですが」
人の恋の話とかはあまり関心を持てません、知った時に「そうなんですか?頑張ってくださいね!」程度です、根掘り葉掘り聞こうとはしません
「恋慕の話…まさかA殿には恋い慕う殿方がいるのでしょうか!?」
あ、そうなっちゃいます?←
「私にはまだ…くのいちちゃんには、居るかもですけどね♪」
目の前にいる真田幸村様を見ながらそう告げた、意味が分からないと言った顔、これはくのいちちゃん苦労しますね(-_-;)
54話「稽古しましょうか」→←52話「姉御って呼ばせてもらうのと、仲良くするの、言わなきゃ!」
24人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
草薙 - エルフ・シャープナーさん» 小太郎様〜〜♪ありがとうございます!ばたんきゅ〜コタ「、、、嬉しさに倒れた、、、」 (2017年9月18日 8時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» はい!有難うございます!!頑張ります!!!小太郎、次の話は多めに出すからね…← (2017年9月17日 23時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - エルフ様〜!頑張ってください!小太郎「ずっと待っていたな、、、ククク」 (2017年9月17日 23時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» はい!有難うございます!! (2017年2月24日 18時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - 続編おめでとうございます!(*^▽^)/★*☆♪ (2017年2月24日 9時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:エルフ・シャープナー | 作者ホームページ:http:
作成日時:2017年2月23日 23時