トリップしたのはいいですが皆さん、キャラが違いません？【戦国無双】

78話「美人レーダーが反応しないだなんて…」 ページ29

南蛮語…英語を教えてはや10日、今日は戦の日

「この謙信が才、汝に使ってもらおう」

「謙信さん…私の武力を貴方が作戦に使うんですよ、逆です」

「…だが…」

「…綾御前様が聞いたらお嘆きになられますよ」

「あ、姉上が!?」

やはりシスコンですねε- (´ー`*) ﾌｯ←

「まぁとりあえず、軍議をしましょうか」

「そ、そうだな」(姉上に嘆かれるよりAに嘆かれた方が精神的傷は深そうだな…)←

そう言って謙信さんが軍議を開始した

「織田軍の先鋒・柴田勝家が進軍を開始した、我らは策をもってこれに当たる、A達の部隊は、北西砦の羽柴秀吉を攻撃、敵を引きつけよ、謙信とAの策が成れば、敵は態勢を立て直すべく後退を始めよう、後退が成る前に畳みかけ、柴田勝家を討て、織田信長率いる敵本隊も迫っている、上杉軍の軍略、見せつけよ」

話が終わり、私は直江兼続様と共に行動する事に

「う、初陣の為不束な所も御座いますでしょうが…何卒宜しくお頼み申します!!」

「私こそ、何かあった時は宜しくお願いしますね」

「は、はい！」(お優しきお方だ…このお方はこの見た目で私より年上だと言うのだから驚きだ…)

なんて思われていると知らず、私は葦毛鞍と共に羽柴秀吉様の元へ

「ま、待ってください！」

頑張って着いてくる直江兼続様、少し可愛げが…

「う、嘘じゃろ…なぁ嬢さん！こっちに来てくれんか！わしゃぁお前さんと戦うんは無理じゃ！」

「私は貴方を倒す義務があります！」

葦毛鞍から降りて切り込む、苦しそうな顔が見えた

「何故そこまで苦しむのですか？私は貴方とは数回、戦を共にしただけです！」

「そりゃァお前さん！こんな美しゅうて敵わん女子を傷つけるなんさわしには無理じゃ！」

「なっ…！何処ですか美人！何処ですか!?」←

私の美人レーザーが反応しませんよ！遠い所になら！綾御前様がいますけど!?←

「じ、自覚し取らんのか!?わしゃぁそういうのも逆にええと思うてしまうんよ…」←

全然戦いにならないこの空間に、戦う気満々の人が来た

「A殿ぉぉぉぉ!!!」

「ごふっ！」

飛び蹴りされた羽柴秀吉様、蹴ったのは勿論直江兼続様

「A殿！私がお守りします！」

「あ、有難いのですが…」

羽柴秀吉様は既に退出、後で来るとは分かっていても…うん、何だか可哀想に思えます←

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