52話「姉御って呼ばせてもらうのと、仲良くするの、言わなきゃ!」 ページ3
くのいち視点
任務も終えてひと段落してると、左近様が私の憧れの人を連れてきてくれた
「広いお庭ですね…こういうの憧れます」
「そうですか?信玄公も喜びますよ」
「あ、姉御ぉぉ!!」
「きゃぁっ!」
木から姉御ん所まで飛んだ、姉御は驚いているみたいだけど優しく抱き締めてくれた
「くのいちちゃん…だったよね?お久しぶり、大きくなったね」
「でしょでしょ!あちし大きくなりやした!」
「女の子がそんな喋り方、駄目ですよ?」
なんて言いながら頭を撫でてくれる姉御、姉御の手は冷たかったけど、何故か暖かく感じた
「…そう言えば、私の事姉御って…」
「あぁ、姉御は姉御…駄目ですかい?」
「ふふ、大丈夫ですよくのいちちゃん」
「えへへ…そりゃ良かった」スリスリ
姉御の胸元に擦り寄る私、ふぁぁ…大きな胸…
「くのいち、真田殿がさっき呼んでたような…?」
「えぇ!?早く言ってくだせぇ!」
すぐ様姉御から離れて一礼して幸村様を探した、幸村様に呼ばれるなんてあんまり無いからね!
A視点
先程まで私に擦り寄っていたくのいちちゃん、まだ胸元がポカポカします…
「やはり信玄公には挨拶した方がいいか?」
「逆にしないと駄目ですね、何処にいらっしゃいますか?」
「あぁ、自室じゃないですかね…お連れしましょう」
島左近様に付いていくとある部屋の前で止まった、島左近様は少し座る体制になって、声をかける、すると中から武田信玄様らしき人の声
「おぉ、おことか…来てくれたんじゃのぉ」
「はい、川中島以来で御座いますね武田信玄様」
「あぁ、敬意を込めて武田さんとでも呼んでくれていいよ」
軽い…なんて思いながら、敬意を込めて武田さんと呼ばせていただくことに、ここ何だか落ち着きます
「まさかおことが来てくれるとは思わなかったから上洛の話進めちゃったよ」
「いえ、いきなり来たのはこちらですし、大丈夫です…あの、上洛の件、お手伝いしても宜しいですか?」
「良いのかね?ならそうしてもらおうか」
なんて話しているとドタバタと慌ただしい足音が
「お館様!A殿という方が居ると!」
「おぉ幸村、いい所に、Aの話し相手にでもなってやってくれるかのぉ、ワシのような年寄りより歳の近い方がいいじゃろうて」
「では武田さん…失礼致します」
「またね」←
やっぱり軽い…なんて思いながら私は赤い六文銭の家紋が記されてある鉢巻をつけた青年、もとい真田幸村様について行った
53話「お熱い方ですね、真田幸村様は」→←51話「1ヶ月間…やはり武田にいるべきでしょうか」
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草薙 - エルフ・シャープナーさん» 小太郎様〜〜♪ありがとうございます!ばたんきゅ〜コタ「、、、嬉しさに倒れた、、、」 (2017年9月18日 8時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» はい!有難うございます!!頑張ります!!!小太郎、次の話は多めに出すからね…← (2017年9月17日 23時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - エルフ様〜!頑張ってください!小太郎「ずっと待っていたな、、、ククク」 (2017年9月17日 23時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» はい!有難うございます!! (2017年2月24日 18時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - 続編おめでとうございます!(*^▽^)/★*☆♪ (2017年2月24日 9時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エルフ・シャープナー | 作者ホームページ:http:
作成日時:2017年2月23日 23時