69話「怪我は仕方ありませんが、殺 すことは許しません」 ページ20
任務内の2人を倒して私は幸村の元へ、半蔵の救援要請が無いから苦戦はしてないだろうけだ、心配ですから…二人共、私の大切なお友達ですし
「半蔵!」
「A…早かったな…」
「A…」
返り血を浴びている半蔵の足元には怪我だらけの幸村、しかも…タヒにかけている
「幸村!?」
「…そいつは…敵だぞ…」
「私の友達です…半蔵、ごめんなさい…殺 さないで」
服部半蔵視点
嫌な予感は的中した、Aは真田幸村を庇う
「A…カハッ」
「幸村!?」
大切そうに真田幸村を抱えるA、この光景は見ていて辛い…
「半蔵…!?A!そやつは敵!離れるべきだ!」
忠勝が来てより一層Aは真田幸村と居れなくなった、真田幸村は命からがら一時的に戦線離脱した
「A、少し様子が変だぞ、何かされたか」
「…いえ、なにも…」
「ならばいい、織田が進軍し始めた、我々も行くぞ」
「はい…」
悲しそうにそう言うA、この乱世で…Aは幸せになれるのか?なぜこんなにも、優しきAが選ばれたのだろうか、何故、どうして?
そんなことを考えていても分かるはずもなく、拙者は影の仕事を遂行した
今回の影の任は…Aを全力で守る事、家康様からも、忠勝からも言われたことだ、これはこの戦場での、最大任務
「半蔵、この戦いが終われば少しお茶でもどうです!」ガキンッ
「お前が…望むなら…!!」ザシュッ
Aと背を合わせ戦うことがこんなにも楽しい、普段無性で戦っていたが、Aがそばに居るだけでこれほど違うとは
「原昌胤様と土屋昌次様、どちらに行きます?」
「…影…共に倒しに行かん…」
「じゃあ一番近い原昌胤様を攻めに行きましょう!」
少しずつだが気分が戻ってきているA、だが…無理をしているようにも見える
「無理は…してくれるな…」
「はい、半蔵には隠し事は出来ませんからね」
そういいクスリと笑う、この笑みの裏に悲しみ等が感じられた、拙者に隠し事は出来ないぞ
「な、二人同時にとは…何たる好機!撃てェ!」
「私、銃類が嫌いなんです」ザシュッ
「ぐあぁぁぁ」
「拙者も…扱いは出来ぬ…」ザシュッ
Aと共に敵陣を一つ殲滅した、後は土屋昌次のみ
「さぁ半蔵、次の任務の為張り切りますよ!」
「…御意」
拙者はAの横を走る、この場所が一番落ち着ける場所だから?
70話「竹中半兵衛様が危機的状況の様です」→←68話+ちょっとした雑談「影…光を奪う者を滅する」
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草薙 - エルフ・シャープナーさん» 小太郎様〜〜♪ありがとうございます!ばたんきゅ〜コタ「、、、嬉しさに倒れた、、、」 (2017年9月18日 8時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» はい!有難うございます!!頑張ります!!!小太郎、次の話は多めに出すからね…← (2017年9月17日 23時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - エルフ様〜!頑張ってください!小太郎「ずっと待っていたな、、、ククク」 (2017年9月17日 23時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» はい!有難うございます!! (2017年2月24日 18時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - 続編おめでとうございます!(*^▽^)/★*☆♪ (2017年2月24日 9時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エルフ・シャープナー | 作者ホームページ:http:
作成日時:2017年2月23日 23時