62話「起きたら終わってる…なんて…」 ページ13
気がつけば布団の中の私、うそ…戦が終わってしまった!?
「ど、どうしましょう…」
ゆっくり起き上がり、今起こっている出来事を整理する、私はあの時、服部様から受けた怪我の激痛で気絶して、瞼閉じて、開けたら部屋で寝てる…
「ッッ!良かった!起きたのですね!」
「え?」
部屋に入ってきたのは稲姫様、と言うことは…
「こ、此処は何処ですか!?」
「此処は三河、武田に押されて戻ってきたんです…ごめんなさい、半蔵が幸村を押し退けて連れ去ってきて」
「…」
私は今ここにいては行けないんです…武田さんが病タヒする、それを私が神様のいる場所へ連れていかなきゃいけないのに…
「…ごめんなさい稲姫様、お1人にさしてください…」
「分かりました、またお話しましょうね…」
そう言って部屋を出ていった稲姫様、私は周りを見る、私の防具と武器、ちゃんとある
「これで逃げれる…葦毛鞍は反応してくれるでしょうか」
防具と武器を身につけて部屋をこっそり抜け出す、近くに何らかの気配はない
「このまま行けば行けますね…」ストン
庭に出て草木の影に隠れる、だって…人が来ましたから
「稲、A殿の様子はどうだった?」
「少し落ち込んでいました、あの戦は結局は武田が勝ったのに、悲しそうに」
「…どうだ稲、A殿はやはり良い女人であろう?」
「はい!その点はすごく!あの様な姉が欲しいです…」
「姉か…」
この話は聞いてて恥ずかしいので…早く逃げましょうかね、葦毛鞍がここに居るのでしょうか
《森》
「やっと逃げれた…」
罠が多くて何度か引っかかり掛けたけれど、頑張って乗り越えました、後は葦毛鞍を呼べば終わりです!
「影の罠、攻略することは出来ない…」
「!?服部様!?」
腕を掴まれ逃げられない、まさかこんな所で詰むとは思いもよりませんでした
「行くな…何処にも…徳川にいれば…傷つけずに済む…」
後ろから抱きしめられ、囁くように言われた、その言葉に何かが込められている気がしたけれど、分からなかった
「ごめんなさい服部様…“今は”行かなきゃならないんです…本当にごめんなさい」
「…許さない…影は許さないぞ…そんなこと…」
抱きしめる力が強まって、余計離れられなくなった、あぁ、ここで時間をくっていたら武田さんが神様の所へいけなくなってしまう!
どうすればいいのでしょう…
63話「強行突破あるのみです」→←61話「激痛に耐えれる方は凄い方です」
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草薙 - エルフ・シャープナーさん» 小太郎様〜〜♪ありがとうございます!ばたんきゅ〜コタ「、、、嬉しさに倒れた、、、」 (2017年9月18日 8時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» はい!有難うございます!!頑張ります!!!小太郎、次の話は多めに出すからね…← (2017年9月17日 23時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - エルフ様〜!頑張ってください!小太郎「ずっと待っていたな、、、ククク」 (2017年9月17日 23時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 草薙さん» はい!有難うございます!! (2017年2月24日 18時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
草薙 - 続編おめでとうございます!(*^▽^)/★*☆♪ (2017年2月24日 9時) (携帯から) (レス) id: 805c0f6125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エルフ・シャープナー | 作者ホームページ:http:
作成日時:2017年2月23日 23時