LOVE～CM (ページ11)

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それからも、

ほぼ毎晩一緒に

働いてるかと思うと嫌な気持ちにはなったけれど、

ユノが気づいていないから、私も気にしないよう

に…考えないようにしていた。

数日後の金曜日、バックヤードで昼休憩をしていた

ら、厨房担当だったシムくんが入ってきた。

「お疲れさま、休憩？」

CM 「お疲れさま。いや、注文落ち着いてるから…

1月のシフト、出たかな？」

「うん、朝から社員さんが作ってて、

さっき貼っていったよ。」

CM 「そう、ありがとう。帰省組がいないから、

年始はすごいシフト入れられてそう…」

そう言いながら、更衣室に入っていったシムくん。

数分後に戻ってきたシムくんから何か言いたげな

視線を感じて携帯から顔をあげると、思ったりより

近くにシムくんがいて、びっくりした。

「わっ、どうしたの？」

CM 「Aちゃん。…俺、なんか、した？」

「え？」

CM 「少し前から全然シフト被らないなと思って。

今まで結構被ってたから、気になるだけかな…」

「そんな！何もされてないよ…

あのね、バイトする曜日を見直しただけなの。

もう一つのバイト、先月で完全に辞めたから。」

CM 「そう…だったらいいんだけど。」

そう言いながらも、まだ話が続くのか、

じっと見つめられる。

CM 「…チョンさんは、

いつもあの人とシフト被ってるのにな。

勝手だよな。」

！！！

「大丈夫！き、気にしてないから！！」

なんとか返事をし、目を逸らし、休憩を切り上げて

フロアに戻る。

なんなの、なんで…

なんで、私が心の奥底に隠していた醜い気持ちが

わかったんだろう。