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真相 ページ10

横尾「えー、手っ取り早く申しますと


毒は氷に入っていたのです」






「え?でも氷を入れる器には毒は無かったわ」






横尾「毒の入った氷を普通の氷と一緒にしておいたのです」






二階堂「なるほど……」






「ニカ?あなたにはこの意味がわかるの?」





二階堂「わかりませんっ!」





千賀「ニカ…一旦黙ろうか」





二階堂「はい。←」





…気を取り直して、




「それで?どうやって毒の入った氷を食べさせる事ができるの?」




横尾「器の一番上に置いておけば、必然的にそれをグラスの中に入れるでしょう」




北山「でも、一体誰がやったんだ?」




横尾「奥様は同窓会でアリバイがありますしやはり春さんですね」




藤ヶ谷「アリバイなら春っていう人もあるんだろ?」




「えぇ、友達と遊んでいたの。


でも最後に会ったのが春さんなのよね」




宮田「なんで会ったりしたの?」



「よく春さんは家も近いし夕御飯を持って行ってあげていたそうよ」






横尾「なるほど。これでさらに確信がつきました



アリバイも崩せます」





「教えてちょうだい、横尾」





横尾を中心に話を進める









横尾「かしこまりました





まず、春さんは夕御飯を度々持って行っていました。つまり一博さんはあまり料理が得意ではない

恐らく冷蔵庫の中はお酒やおつまみがほとんどで冷蔵庫を使うのはその出し入れをする時だけだったのでしょう。




…冷凍庫は全く使わずに。




そして春さんはその冷凍庫をつかって毒入りの氷を作ったのです






そしていつものように夕御飯を持っていきお酒も一緒に出した…

一博さんは何の疑いもなく毒入りの氷をグラスへ入れる。






あの日の気温は雨のため少し寒かったので氷の溶ける速度は落ちていたはずです


氷が溶けきりお酒に毒が交じるまでに春さんは友達の所へいきアリバイをつくった」






まぁ、あくまでも私の推測に過ぎませんが…




とつぶやく横尾



藤ヶ谷「一回も噛んでない…」←そこかい






宮田「ほいっ!アリバイが崩せるなら奥さんの悦子さんにもできるのでは!」



「いや、それは無理だわ。死亡推定時刻から逆算すると同窓会の会場が遠すぎてだめね」




千賀「じゃあ動悸は?」




北山「自分の父を殺す理由か……」









Plllll……





その時電話が鳴り響いた

動悸→←敗北



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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 執事 , キスマイ   
作品ジャンル:タレント
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美紀(プロフ) - キスマイ大好きです最高です完結おめでとうです (2021年4月10日 14時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
たいぴー溺愛者h.fxxx in ひな太輔♪(プロフ) - watatailoveさん» 私、LINEしてます!良かったら友達になりませんか? (2014年7月29日 19時) (レス) id: 6cdb84ec0b (このIDを非表示/違反報告)
前田☆ - すごく面白いです!更新これからも頑張ってください♪ (2013年12月6日 17時) (レス) id: e28628f716 (このIDを非表示/違反報告)
watatailove(プロフ) - チェリーBonBonさん» 作者です!有難うございます!そうなんですか(笑) (2013年12月3日 2時) (レス) id: e93771d9ac (このIDを非表示/違反報告)
watatailove(プロフ) - チェリーBonBonさん» 有難うございます!そうなんですか(笑) (2013年12月3日 2時) (レス) id: e93771d9ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜緒 | 作成日時:2013年3月20日 16時

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