謎解きは、恋に落ちてから！？

お嬢様と執事 ページ7

お嬢様と執事は絶対に一緒にはなれないんだから、恋におちても仕方がないんだよ









ずっとそう言われて、普通の執事よりは仲が良かったけど、恋におちることはなかった




そして、執事も私におちないと思って生きてきた







…藤ヶ谷は私の事が好き？





まさか、確かに毎日の様に好きって言われてたけど



本当だなんて思わなかった







「藤ヶ谷…」



藤ヶ谷「もう少しだけ…」





しばらく沈黙の中





そっと藤ヶ谷の腕から開放される





藤ヶ谷「飲み物持ってくるから着替えてて？」



それはもういつもの藤ヶ谷だった






·





飲み物を飲んでしばらくしてから部屋に戻った






藤ヶ谷「もう寝たほうがいいよ。




おやすみ」



「ん…」





頭をなでられ顔を見られたくなくて布団をかぶる





撫でられた部分が熱い…





頭を気にしながら眠りについた








・








横尾「名前様、おはようございます




そろそろ起きた方がよろしいかと」



「んー…？


今日は休みなんだから…」




横尾「はい、ですがもう10時を過ぎております」




「…わかった。



起きますよーだ」







・







どでかいベットをゴロゴロと転がり起き上がった




「あー、よく寝た

今日は何しようかしら」





外に出る気分じゃないしねー




横尾はぐちゃぐちゃになったシーツを直してドアを開けた




横尾「では、昨日の事件をもう一度整理してはいかがでしょう


私も名前様のご意見を聞きとうごさいます」





なるほどね…



「じゃあ、そうしましょ



横尾の意見も、聞いてあげてよろしくてよ。」



横尾「有難きお言葉。」




リビングへ行くと一番に飛び付いてくるニカがいない



「ニカは？」




するとキッチンの奥のほうから千賀が出て来た




千賀「なんか今日は自分が朝食作るって張り切っちゃって。

名前が事件の事で悩んでるから俺が元気にするー！って(笑)」




「そう、ちょっと料理の出来が心配だけど…」



まだ時間がかかりそうなのでソファに座った





しばらくすると、残りの執事たちがやってくる




玉森「おはよー」



「おはよ。」



宮田「おはよーございます！」



「おはよう」



北山「おはようございます」



「おはよー」









藤ヶ谷「おはよう、名前」

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