謎解きは、恋に落ちてから！？ (ページ25)

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まさかページ25

「んー…」

玉森「んー…」

玉ちゃんと一緒に考えるも、なかなか思いつかない。

やっぱり、自殺か…

でも、どうしても引っかかることがある

ハジメさんも言ってたけど、急に雰囲気が変わったのよね…、

そういえば、茜さんと舞さんの友人や知り合いに聞いても同じようなことを言ってた。

「違う人になったんじゃないかって疑うね」

その
言葉が何回も頭のなかでリピートする

…まさか、ね…

玉森「名前…、その双子って似てるんだよね？」

「えぇ、瓜二つだった…」

もしかして、玉ちゃんも同じこと考えてるのかな

「やっぱり…？」

玉森「やっぱり…」

二人で目を合わせる

…こーゆーことなら、全て辻褄が合うんだもん

でも、ちゃんとした証拠がない…

「これだけじゃ捕まえる事はできないわ…」

玉森「ねぇ、何か思い出さない？

ポイントは、二人の正反対なところだよ」

「正反対…？どうして？」

玉森「──だから。ね？」

「そっか、わかった。

正反対なところ、探してみるね」

二人の違うところ……

私は写真を見比べる

そのとき、ドタドタと廊下を走る音。

二階堂「名前～！！見てみてっ！

キタミツがね、習字で俺のこと書いてくれたの！」

いきなり私の前に来てはしゃいでるのはニカちゃん。

「やだ、北山って字うまいんだぁ…」

二階堂「そうなの！」

「…とっても素敵な習字だわ。

でもね、ニカちゃん。

左下に、焼酎って書いてあるよ。←」

二階堂「あれっ？ほんとだー！

…二階堂焼酎だって！

なんだろ～？」

…、ニカちゃんが馬鹿…じゃなくて、、、天然で良かった気がする

習字ねぇ…そういえば習字って左利きでも右手で筆をもって書かなきゃいけないのよね、

「……ん？」

もう一度、写真を見る

玉森「どうしたの？何か、わかった？」

「玉ちゃんひょっとしたら、正反対なところってこれのことかも…！

玉ちゃんも、車運転できるよね？

だしてくれる？」

玉森「うん、いいよ

あとでちゃんと正反対なところ教えてね？」

そして、私と玉ちゃんは舞さんの家に向かった