謎解きは、恋に落ちてから！？

7人の執事たち。 ページ1

ここは、藤堂財閥のお屋敷。



このお屋敷の中で1番に大きい部屋にいるのが藤堂財閥の一人娘、藤堂名前。



今日もあの人がいつもより遅めにお嬢様を起こしに来たようです…





　







「…様、お嬢様。」



「……ん…」



横尾「お嬢様、おはようございます。」



聞きなれた声にうっすら目を開けると目の前には私の執事、横尾。



「あれ…もう朝なの…？」



横尾「はい、ちょうど今9時を過ぎたところでございます」



「そう、ならもう少し寝て…







　






…ん？





横尾、今なんて？」



横尾「9時を過ぎたと申しました」



「………きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」




大変っ！！


大遅刻だっっっ！




私は飛び起きて今日着る服を漁る




横尾はいつも私の事を、起こしてくれたりいろいろ気遣いのできる執事。良く噛むから何言ってんのかわからない時があるけど。←

　





優雅に二度寝するところだったわ…




横尾「…クスッ」



「横尾！笑ってる場合じゃないのよっ!?」




横尾「はい


お嬢様、こちらに服をご用意しました」



「…そりゃどーも」






そういえば、今日の朝は噛まなかったわね。←






着替えた後、


もうだいぶ時間が過ぎていて、朝食は出来ないと判断し、リビングへ。





宮田「おはようございます！」



「あぁ、おはよう。宮田、目の下にクマ出来てるわよ。またアニメ見てたのね？」



宮田「えへ、バレました？(笑)」



宮田は執事のくせにオタクで別に趣味を否定するつもりはないけど、とりあえず執事の部屋にフィギュアを置くのをやめてほしいわね。







玉森「おはよ〜名前ちゃん」



「玉ちゃんおはよ。まだ眠そうね」



玉森「だって宮田にアニメ見るの付き合わされたんだもん。」



「あいかわらずね〜」





眠そうに寝癖を直しているのは玉ちゃん。こういうキャラに名字呼びは似合わないかな、と玉ちゃんと呼ぶようになった

向こうも私の事ちゃん付けするしね。









二階堂「お嬢様ー！おはようごさいまーーっす!!」


「ニカ、朝なんだから静かにしてよ…」



二階堂「ごめんなさーい」




ニカはここの執事の中で一番やんちゃな奴ね。
良くお父様にイタズラして怒られていたけど、そんな勇気誰にもないから一番凄い奴なのかも…






「あー、ドコ行ったんだろ…」


？「何探してるの？」





　

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