＊MilkyWayに憧れて2＊SH＊ (ページ25)

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2人きりになった部屋で

昨年の話や

友達の話をして盛り上がる

時間はあっとゆう間に過ぎ

夕方になった

紫耀｢まだ一緒にいたい｣

ぎゅうっとされると

私だって帰りたくなくなる

私の肩に預けられた頭に

いつも紫耀くんがしてくれるように

チュってキスをする

お互い離れがたくて

ぎゅうぎゅうくっついてたけど

暗くなる前にって紫耀くんの家を出た

後ろから差す夕陽に照らされて

手を繋ぐ2人の影が前へ前へと伸びる

手を振ってみたり

上に上げてみたり

影で遊んでるそんな可愛い紫耀くんに

駅まで送って貰って家に帰った

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６月

体育祭は思い入れの詰まった行事だ

その準備で居残り

昨年はクラスも別だったから

体育委員でもない紫耀くんがクラスを引っ張るのを見ると懐かしい

｢今年は何競技でるの？｣

紫耀｢３？４？｣

｢少ないね｣

そう言う私は午前に１つ午後に１つしか出ない

紫耀｢応援団入らされてん｣

さくら｢えっ！？｣

私よりさくらが先に反応した

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