＊MilkyWayに憧れて2＊SH＊ (ページ15)

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☆:.。.53.。.:☆ ページ15

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泣くなんてズルいのかもしれない

けど分かっていても止められなくて･･

受け取って貰えなかったプレゼントを

膝の上でギュっと握った

下を向いた頭の上を

ポンポンと紫耀くんの手が跳ねる

どうしたら許してくれるのか

どうしたら･･

何を言っても言い訳に聞こえてしまいそうで

このまま消えてしまいたい

ごめんなさい、

もう一度言おうとした

その時

紫耀くんに頭を引き寄せられた

紫耀｢俺の気持ちわかった？｣

｢···うん｣

紫耀｢反省した？｣

｢うん･･･｣

鼻をグズグズ鳴らしながら返事をする

紫耀｢じゃあ、この話はおしまい！｣

｢･･しょーくん、ごめんなさい｣

いつまでも顔を上げないでいると

頭にチュっとキスをして

顔を上げさせられた

大きな手でグッと涙を拭う

大好きな紫耀くんの顔が近づいて

まだまつげについた涙を

今度は制服の裾で拭ったら

柔らかい唇が優しい音をたてた

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