隣の席の宮田くん。 (ページ6)

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ある日の英語の時間

「……」

「……」

「……ねえねえAちゃんっ」

「ん？」

「女の子たちはバス待ちながら見ているってなに……？」

正直頭の中パニック。

いやどこの文だよ！！！？

それが顔に出てたのか彼は

「6番の文なんだけど……」

なになに

[Look at the girls who are waiting for a bus .]

(作者が中学三年生なので関係代名詞を使っております。一応世界観は高校生のつもりです。)

いやなぜこれがああなる。

「宮田……これはね、バスを待っている少女たちを見て。って言っているんだよ。」

「えぇ、この文そんな事言ってるんだあ。ふむふむ。ありがと～♪♪」

「あのぉ、宮田くん……もうちょっと、勉強しようね～
この前のテスト32点とか笑えないよ～♪♪」

「べっ、別に赤点じゃないからっ！！」

「まあそうだけどね～」

宮田の英語のレベルは中学二年生止まりと言っていいだろう。

こいつ……よく入れたな。

ん？？

「ねえ宮田、なんでJiroがジロなの？」

「え？ジロじゃないの、？」

……衝撃で言葉も出ない

「普通じろうでしょ (涙)」

そんなこんなで宮田は頑張っています。