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# 3 ページ3
ある日の国語の時間
「これから私が音読をします。みんなは聞いた感想を聞き終わったらこのプリントにかいてください。」
〝は 〜 !? だるううう……〟
確実にクラスみんなが思っているだろう。
実際に私もそうだ。
そして隣の彼も。
──────
スースー……
音読が始まり三分が経つ。
そしたら聞こえてくるではありませんか。
規則的な彼の寝息。
(寝るの早くないですかーーーー)
そう思い彼の頭を睨みつけてみる。
(私の机に腕来てるし……)
そう思った瞬間
「え……」
彼の宙に浮いてた指が私の腕に乗ってきたではありませんか。
こう……なんというかとても不思議な格好で寝てたから説明しづらいんだけど……
いや誰に説明してるのって感じだけど!!
微妙にジャージの上から彼の指の重さが感じられてそこに神経集中しまくり。
肘とか当たってますよね気づいてる?
まさかの確信犯ですか???
そんな考えが脳内に浮かんでくる。
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作者名:あずき | 作成日時:2016年11月11日 1時