【課外授業】ホワイトデーの時間【赤羽業･磯貝悠馬】 ページ9
「ねーねー。柚羽ちゃん。今日なんの日か知ってる??」
朝学校に来て珍しくコイツがいると思えばこれだ。現に３時間目が終わった今でも絡まれてる。
『特になくない??赤羽くんの誕生日12月でしょ』
なぜ知ってる。とか言わないで。
「さーて今日何月何日??」
『3月14日』
「日にちまで出てるのに何しらばっくれてるの」
別にしらばっくれてるわけじゃない。
バレンタインに何もあげなかったから特に気にしてないだけだ。
そもそも、この小説出来てなかっt((((
『ホワイトデーでしょ??私なんもあげてないけど』
「えー。そういうこと言っちゃう??今からこれあげようと思ってたのにー」
そういってチラつかせるのは4本のスティックキャンディー
『なんで全部赤なんだし』
「なんとなく」
『おい』
大事にしてねー。と手をひらひらさせて奥田さんの所に向かった赤羽くん。
いや、飴をどう大事にしろと!?
「奥田さんバレンタインありがとー」
「か、カルマくん!!!!クッキー…ありがとうございます!!…柚羽さんにはキャンディーなんですね」
「んー家にあったやつを持ってきただけなんだけどねー」
余り物かいｯ!!!!!!!!
キャンディーの包み紙をあけて、淡いピンクのキャンディーを口に含む。
いちごミルクの甘酸っぱい味が広がって、思わず笑みがこぼれる。
包み紙を伸ばしてみると、赤いセロファンで、赤羽くんの綺麗な赤髪を連想させた。
その赤いセロファンを手帳に挟む。これが私なりの大事にするってことでいいよね。
「Aー。バレンタインお返し」
悠くんがチュッパチャッ〇スのレモン味を差し出してきた。
なぜ悠くんにあげたかというと、幼馴染みだからそーゆー設定にしようってことで((((
『ありがとー!!!!悠くんもキャンディーなんだね』
「俺…も??そのキャンディーももらったやつなの??」
これ??と口から出して見せびらかすように悠くんに見せる。
『赤羽くんにもらったの』
あげてないのにくれるとかイケメンだよねー。
って私が笑えば悠くんは顔をしかめるだけで、何か変なこと言ったかな??と心配になる。
「まあいいや。大切にしてね」
だから、飴をどう大事にしろと!?
そう突っ込む間もなく、悠くんはメグちゃんのところへ行ってしまった。あれ、メグちゃんにはクッキーなんだ。
…あれ??赤羽くんも奥田さんにクッキーあげてたよね…??
((クッキーは友達、キャンディーは好きな人…ーー))
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柊 - 宣戦布告した渚が可愛すぎて涙がでます。でも、一番好きなのはカルマ君です。 (2015年4月5日 1時) (
レス) id: 64b128a3e3 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - うーむ...。(~_~;)修学旅行編大変な予感がする...(^_^;)応援してるよ〜！更新頑張ってね！（≧∇≦） (2015年3月27日 23時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» ううん…まだ決めてなーい (2015年3月24日 20時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - ありがとう〜！じゃあ早速質問（笑）誰落ちにするか決めた？ (2015年3月23日 21時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» コメントありがとうございます!!友達希望ありがとうございます!!宜しくお願いします!!こちらもタメで大丈夫ですよ!! (2015年3月23日 7時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
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