40時間目。【宣戦布告の時間�◆� ページ48
「そういえば、このクラスでまだお会いしてない方が居るようですが…」
律が来てから3日。
柚羽ちゃんは学校に顔を出していなかった。
「柚羽 Aさん。随分と…その…抱えているようですが…磯貝さんは、知っていらっしゃるんですよね??」
「えっ??あぁ、まぁ。幼馴染みだから…」
律の言葉に苦笑いを浮かべる磯貝。
羨ましい。
彼女の殆どを知ってるアイツが、どうしようもなく羨ましい。
「そーいやぁさ、随分前だけどAが言ってた言葉が1つ気になんのよねー」
「なに??」
中村の言葉に、疑問をぶつければ中村は笑って
「カルマはホントにA好きだねー…こう言ってたのよ。《私は愛する資格も、愛される資格もないから》ーってさ」
奥田ちゃんが前で悲しそうに笑うのを見て、少し胸が痛まなくもないけど、今は奥田ちゃんよりも柚羽ちゃんの言葉が気になった。
「どういうことだ??磯貝知ってるのか??」
前原が首を傾げて磯貝に問う。
「言っていいのか、わかんないんだけど、さ。言うよ。その代わり、カルマ。依頼だ」
「…なに??」
「Aの中の闇。殺してくれないか」
俺にはできなかったことだけど、お前ならできるきがするんだ。
と磯貝は寂しそうに笑う。
「俺1人じゃできるかわからないけど、全力でやるよ。あぁ、あと」
渚くんと磯貝をまっすぐに見て、少しこっぱずかしい気持ちを頑張って隠して。
「柚羽ちゃんのこと。俺も好きだから。絶対譲らないから覚悟しといて」
ひゅーっ!!!と歓声が溢れる中、渚くんもにっこり笑って言った。
「僕だって譲らないよ。あの日言った言葉に今も変わりはないから」
「カルマもかー…予想はしてはいたけど…まぁ、俺も負けない!!!こちらとて何年片想いしてると思ってんだ!!」
磯貝も苦笑いを浮かべた後、こちらに拳を突き出した。
「ライバル上等っやってやるぜ」
「イケメンかよ…」
ｺﾞﾁﾝｯと拳をぶつければ、磯貝は笑ったあと、俺を真っ直ぐに見つめた。
「聞いてくれるか、Aの過去」
「うん。話して」
淡々と話された柚羽ちゃんの過去は想像を絶するものだった…
第１章《ポートレートカラー ピンク》 END…
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柊 - 宣戦布告した渚が可愛すぎて涙がでます。でも、一番好きなのはカルマ君です。 (2015年4月5日 1時) (
レス) id: 64b128a3e3 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - うーむ...。(~_~;)修学旅行編大変な予感がする...(^_^;)応援してるよ〜！更新頑張ってね！（≧∇≦） (2015年3月27日 23時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» ううん…まだ決めてなーい (2015年3月24日 20時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - ありがとう〜！じゃあ早速質問（笑）誰落ちにするか決めた？ (2015年3月23日 21時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» コメントありがとうございます!!友達希望ありがとうございます!!宜しくお願いします!!こちらもタメで大丈夫ですよ!! (2015年3月23日 7時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
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